アストンマーティン・ホンダF1は2026年F1第7戦バルセロナ・カタルーニャGP初日のフリー走行を終え、チーフ・トラックサイド・オフィサーのマイク・クラックが厳しい現状を認めた。ランス・ストロールとフェルナンド・アロンソは金曜日のFP1とFP2で合計85周を走行。ミディアムタイヤとソフトタイヤを使いながらデータ収集を進めたが、競争力不足は依然として大きな課題となっている。
苦戦は想定内だったアストンマーティン・ホンダF1は週末前から苦戦を予想していた。マイク・クラックは「難しい週末になることは分かっていた。昨日もそう話していたし、そのことを強調したかった」と語った。そして初日の結果は、その懸念を裏付けるものとなった。「今日、その現実が確認された。各セッションでトップから3.7~4秒遅れていた。それが残念ながら今の我々の本当の立ち位置だ」データは十分に収集一方で、チームは走行プログラム自体は予定通り消化できたとしている。クラックは「データについては常に十分なものを得られている。それが問題ではない」と説明した。そのうえで、限られた戦力の中で最大限の結果を引き出すことに集中していると語った。「現状はその事実を受け入れながら、タイヤプログラムや戦略、レース運営など、持っているものを最大限活用してベストを尽くすしかない」チーム一丸で苦境を乗り越える厳しい状況が続くなかでも、クラックはチームの結束力を強調した。「我々はチームだ。全員で協力しなければならない」「前方で戦っている時や勝っている時は簡単だ。しかし、本当にチームの力が試されるのはこういう難しい時だ」マシン改善を待ちながら戦うアストンマーティン・ホンダF1は現在のパッケージでできる限りの改善を進めながら、将来的な競争力向上を目指している。クラックは「今は団結し続け、マシンが良くなるのを待たなければならない」と語った。ホームレースを迎えたフェルナンド・アロンソにとっても厳しいスタートとなったが、チームはFP3と予選に向けてデータ解析を進め、少しでもパフォーマンス向上を図る構えだ。【関連】・F1バルセロナ・カタルーニャGP フリー走行2回目 結果・タイムシート