アストンマーティンは2026年プレシーズンテストを厳しい形で終えた。バルセロナとバーレーンで実施された3回のテストを通じて、ランス・ストロールがAMR26で走行したのはわずか139周。ホンダのパワーユニット問題が走行を大きく制限した。前日にフェルナンド・アロンソの走行へ影響を与えたホンダのバッテリー関連の問題により、ストロールは午前セッション後半までコースインできなかった。
ホンダはHRCさくらでテストベンチによるシミュレーションを実施。その後マシンは走行を再開したが、パワーユニット関連パーツの不足により走行プランは大幅に制限され、短いスティントのみの実施となった。その結果、ストロールは最終日にわずか6周を追加したのみで、テストプログラムは終了。チーム全体の総走行距離は394周にとどまり、開幕戦オーストラリアGPを前に厳しい状況に置かれている。「ここバーレーンでのここ数週間は厳しいものだったし、今日の限られた走行は第2回テストの締めくくりとして望んでいた形ではなかった」とランス・ストロールは語った。「パフォーマンス面でマシンが僕たちの望む位置にないのは明らかだし、これから数週間、数か月にわたってやるべきことが山ほどある。シーズンは長いし、さらなるパフォーマンスを引き出すために全力でプッシュし続ける」「ここ現場やAMRTCでこれまで取り組んできたすべての人に心から感謝したい。今は望む位置ではないが、このチームがどれだけ強い決意を持っているかは分かっている。僕たちは団結し、挑戦に立ち向かい、求めているパフォーマンスを実現するまで働き続ける」マイク・クラックは、今回のテストで信頼性の問題が大きな課題だったと認めた。「我々はバーレーンでのテストプログラムを終了したが、主な課題はコース上での走行時間を制限したいくつかの信頼性問題への対応だった」「その結果、通常の冬季テストで行うべきタスクをすべて完了できず、シーズン開幕に向けて後手に回る形となっている。我々は改善のためにどこに注力すべきかを理解しており、このプロジェクトに関わる全員が膨大な作業量を認識している」「ここ2週間、昼夜を問わず働いてくれたチームの全員に感謝したい」