アストンマーティンF1は、2026年F1シーズンに向けた最新レーシングスーツを公開した。フェルナンド・アロンソとランス・ストロールが着用したビジュアルでは、チームの象徴であるブリティッシュグリーンを基調としつつ、2026年の新体制を反映したディテールが随所に見て取れる。
2026年はF1が大幅なテクニカルレギュレーション変更を迎える節目の年であり、アストンマーティンにとってはエイドリアン・ニューウェイ体制の本格始動、そしてホンダとのワークスパートナーシップがスタートする重要なシーズンとなる。プーマ製レーシングスーツ、左胸にホンダ新ロゴ今回公開されたレーシングスーツはプーマ製。左胸には、2026年からワークスパートナーとなるホンダの新「Hマーク」が配置されており、公のビジュアルとしては初めて確認された形となる。ホンダは2026年F1レギュレーションに合わせてブランドロゴを刷新しており、この新「Hマーク」は、アストンマーティンとともに戦う新時代を象徴する存在だ。レーシングスーツという高い視認性を持つアイテムに採用されたことで、両者の関係性が明確に示されている。伝統色を保ちながら洗練された全体像スーツ全体は、従来どおり深みのあるグリーンを基調に、イエローのアクセントラインをシャープに配置。基本的なカラーリングやトーンは踏襲しつつ、細部ではアップデートも見られる。今回のスーツでは、首回りのカラーがブラックとなっており、全体の印象を引き締める要素として機能している。大きな変更ではないものの、細かな部分での調整によって、より洗練された仕上がりとなった。胸部と脚部には「aramco」をはじめとする主要パートナーのロゴが整理され、ホンダ、コアウェーブ、バルボリン、BOSS、JCBなど、2026年体制を支えるスポンサーがバランスよく配置されている。ニューウェイ体制初年度を象徴する装い2026年は、アストンマーティンにとって単なる新シーズンではない。ニューウェイが設計思想の中核に関与する初のF1マシン、そしてホンダのワークスパワーユニット体制が本格稼働する年となる。今回公開されたレーシングスーツは、その新章の幕開けを象徴する最初のビジュアルとも言える。大胆な刷新ではなく、伝統を尊重しながら細部を磨き上げる姿勢が、チームの現在地と野心を静かに示している。アストンマーティンは2月10日(火)午前4時(日本時間)に、サウジアラビア・ダンマンの文化施設「Ithra」で2026年F1マシン『AMR26』のリバリーを発表する。発表イベントはYouTubeで日本時間10日(火)午前4時から配信されるほか、TikTokでは同日午前3時15分(日本時間)から事前番組が行われる予定だ。