元F1ドライバーのファン・パブロ・モントーヤは、エイドリアン・ニューウェイが来年に“抜け穴”を見つけてマジックを発揮すれば、アストンマーティンF1は「すべてを勝てる」と考えている。2026年は、アストンマーティンがニューウェイ設計のマシンで初めて戦う大きなシーズンとなる。ニューウェイは2024年末にチームへ加入し、マネージング・テクニカル・パートナーとして設計部門を率いている。
また、アストンマーティンの設計体制は、フェラーリから加入したエンリコ・カルディーレのサインによってさらに強化されている。同様に、チームは今後数年でタイトル争いを目指すため、シルバーストーンの本拠地にも大規模投資を行いアップグレードを進めている。2026年にはシャシーとエンジン規則に大きな変更が加わるため、アストンマーティンのようなチームがレース勝利勢力へ上昇するチャンスが広がる可能性がある。モントーヤ「アストンマーティンは3年以内に世界王者になる」モントーヤは、アストンマーティンが「今後3年以内に」ワールドチャンピオンを獲得すると断言する。「フェルナンド・アロンソを来年のタイトル争いから外すことなんてできない」とモントーヤは語った。「もしエイドリアン・ニューウェイが来年のアストンマーティンでうまくいかなくても、2027年には必ずうまくいく」「アストンマーティンは今後3年以内に世界チャンピオンを持つ。これは保証する」「ホンダだって、うまくいかなければ黙っていない。ホンダがF1に関わるときは、いつも勝っている」「来年アストンマーティンが競争力を持つかは100%確信していないが、もしニューウェイが規則の抜け道を見つければ、彼らはすべて勝つことになる」アロンソはF1にいつまで?44歳のフェルナンド・アロンソはグリッド最年長ドライバーだが、引退の気配はまったく見せていない。アロンソは、アストンマーティンのチームメイトであるランス・ストロールを直近31戦連続で予選で上回っている。スペイン人ドライバーは今年の序盤、「自分の将来は“日々”で判断する」と語っていた。「水晶玉なんて持っていないので、永遠に通用する答えをしたんだ」とアロンソは説明した。「今の気持ちとしては、来年の5月まではそういう感じだ。もし楽しく運転できて、結果も伴うマシンがあれば、たぶん…まあ、いつだってローレンスやチームと彼らのニーズについて話し合う。チームが第一で、僕は第二だ。何か証明するためにレースをする必要はない」「これまでのキャリアには満足しているし、長くここにいられたことを幸運に思っている。今はチームを助けて楽しむ時期だ。だからそれは、来年になって日々判断することになる」