アストンマーティンF1チームは、ダン・ファローズが11月よりF1チームのテクニカルディレクターを退くことを発表した。ダン・ファローズはグループに残る。レッドブルで空力責任者を務めていたダン・ファローズは、2022年4月からアストンマーティンF1チームのテクニカルディレクターを務めていた。
今年、アストンマーティンは、フェラーリを退団したエンリコ・カルディレをチーフテクニカルオフィサー(CTO/最高技術責任者)として獲得しており、レッドブルからテクニカルパートナーとして加入するエイドリアン・ニューウェイを筆頭に、技術陣の整理が必要と考えられていた。アストンマーティン・グループCEOのアンディ・コーウェイルは「この2年間、アストンマーティン・アラムコに貢献してくれたダンに感謝したい。ダンはチームを率いてAMR23を成功に導き、昨シーズンは8回の表彰台を獲得した」と述べた。ダン・ファローズは「アストンマーティンで過ごしたこの期間、レースや選手権の優勝を目指す技術チームを導くことができたのは、喜びであり、また光栄なことでもあった」と語った。「バトンを渡す時が来たが、チームの今後の成功を楽しみにしている。それはすぐに訪れるだろう」
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