アストンマーティンF1は、2022年F1マシン『AMR22』のシェイクダウンを実施。全チームに最初にコース上で2022年F1マシンを走らせたチームとなった。前日にゲイドンにあるアストンマーティンラゴンダの本社の工場生産ラインで『AMR22』をお披露目したアストンマーティンF1チームは、シルバーストンにマシンを走らせて早速コース上での走行を行った。
アストンマーティンF1は、フィルミングデーを利用してシェイクダウンを実施。F1チームは、特別に供給されるピレリタイヤで100kmのトラック走行が許可されるフィルミングデーを2回割り当てられている。今年、アストンマーティンは、アラムコを新たなタイトルスポンサーに加えて2022年は『Aston Martin Aramco Cognizant F1 Team(アストンマーティン・アラムコ・コグニザントF1チーム)』として参戦する。昨年、テレビ映えが問題となったアストンマーティンF1は、「伝統的なグリーンのリバリーの洗練されたバージョン」とチームが称するより鮮やかなカラーリングに変更。スポンサーを務めたBWTがアルピーヌF1に離脱し、ピンクだった部分は他のレーシングカテゴリーでもお馴染みの傾向イエローに変更されている。シェイクダウンの画像に収まったAMR22は、フロントウイングの地上高の高さが際立つ。今年、F1マシンはフロア下でダウンフォースを稼ぐグラウンドエフェクトマシンに変貌している。ボディワーク状に数多く刻まれたルーバーからもラジエーターが高い位置に設置され、エンジンカバーの影響から比較的エンジンは後方に設置されているのがわかる。ホイールベースは比較的短い。サイドポンツーンの下を大胆にえぐられ、ダブルフロア構造を採用。気流をフロアとマシンサイドに流すためのフロア前縁の形状も独特だ。 この投稿をInstagramで見る Aston Martin Aramco Cognizant(@astonmartinf1)がシェアした投稿
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