アストンマーティンF1の主要スポンサーであるBWTは、ローレンス・ストロールに“ブリティッシュ・レーシング・グリーン”のカラーリングをやめるよう説得しようとしていることを認める。レーシング・ポイントとして知られていた際、シルバーストーンを拠点とするチームは、オーストリアの水処理会社であるBWTのブランドディングに従ってF1マsンをピンク色に塗装した。
しかし、2021年以降にアストンマーティンF1にリブランディングした現在、主に濃いグリーンのマシンでピンクは単なる差し色としてしか使用されていない。「ローレンス・ストロールは私の見解を理解している」とBWTのCEOであるアンドレアス・ヴァイセンバッハーは Speed Week に語った。「アストンマーティンがピンク色だったら、ブランド認知度がはるかに高くなるため、タイトルスポンサーのコグニザントももっと楽しくなるだろう」「歴史的な観点から、ブリティッシュ・レーシング・グリーンには理解できることが多くあるのは確かだが、私には理解できない。ビジネスの観点からすれば、それは間違っている」「現状では、アストンマーティンはテレビで目立っていない」BWTは明らかにF1での存在感を高めている。オーストリアでグランプリではトラックサイドブランディングとともにレースのネーミングスポンサーシップの権利を獲得している。BWTが今年他のレースを後援するかどうかと質問されたアンドレアス・ヴァイセンバッハーは「それは経済的な実現可能性の問題だ。 非常に慎重に行う必要がある」と語った。だが、ピンク色のカラーリングに対するアストンマーティンのスタンスが他のF1チームとの交渉を引き起こす可能性があるかどうかとの質問には「彼らとの協力関係は非常にプロフェショナルなものだ」とコメント。「他のチームとは交渉していない」アンドレアス・ヴァイセンバッハーは、これまでのF1でのBWTのプレゼンスのハイライトは、昨年のセルジオ・ペレスの勝利であり、最大の失望は「アストンマーティンをピンクにするようにローレンス・ストロールを説得することがまだできていないことだ」と語る。「それは利己主義からではなく、純粋な理由からだ。ピンクのマシンは単により多くの注目を集め、はるかに強力な広告効果がある」
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