アストンマーティンF1のチーム代表を務めるオトマー・サフナウアーは、2021年のルール変更は、アストンマーティンやメルセデスのようなローレーキ・コンセプトを採用するチームに影響をもたらしたと嘆く。2021年の開幕戦F1バーレーンGPの予選では、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンがメルセデスのルイス・ハミルトンに約0.4秒差をつけてポールポジションを獲得した。
しかし、オトマー・サフナウアーは、それはレッドブルが大きく向上したからではなく、ローレーキのマシンが後退したためだと主張する。「4ヶ月前にここで最後にレースをしていたとき、エンジンの問題でチェコがレースを終えるまで、実力で表彰台に向かっていた。今はそのパフォーマンスに近づくことすらできない。その直接の原因はすべてのチームに強制された新しい2021年の空力ルールだ」とオトマー・サフナウアーはコメント。「バーレーンでの2つのレースの予選のタイムを今と4か月前とで比較すると、ハイレーキ・コンセプトのマシンは、ローレーキ・コンセプトのマシンに比べて1周あたり約1秒速くなっているようだ。その結果とメルセデスと我々は苦しんでいるが、レッドブル、アルファタウリ、マクラーレン、フェラーリのようなハイレーキカーはそうではない」「ハッピーではない。そして、私がハッピーではないと言うときは、我々の2人の偉大なドライバーのためにもハッピーではないということだ。それから新車を設計、構築、仕事をしてくれた500人の素晴らしいスタッフのためにもハッピーではない パートナーやファンにとってもそうだ。とは言え、我々は今後のレースで差を縮めるためにできる限りハードに取り組んでいく」
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