アストンマーティンF1、アメリカのIT大手コグニザント(Cognizant)とタイトルスポンサー契約を結んだことを発表。『Aston Martin Cognizant Formula One Team』として2021年のF1世界選手権に参戦する。昨年1月、レーシング・ポイントのチームオーナーであるローレンス・ストロールがアストンマーティンのエグゼクティブチェアマンに就任し、2021年からアストンマーティンF1として参戦することを発表。12か月間にわたってアストンマーティンのF1復帰への期待を高めてきた。
1月1日にはアストンマーティンF1チームのWebサイトが立ち上がり、Instagram、Twitter、Facebook、YouTube、TikTok、 LinkedInに公式アカウントが開設された。そして、1月7日(木)にはアメリカのIT大手であるコグニザントと複数年のタイトルスポンサー契約を結んだことを発表。スポンサーとしてだけでなく、サービスプロバイダー、デジタルトランスフォーメーションパートナーとしても重要な役割を果たし、ITインフラストラクチャとソフトウェアソリューションをチームに提供する。今回のコグニザントのタイトルスポンサー就任発表では、伝統のブリティッシュグリーンのマシンカラーリングとレーシングスーツがティザー公開された。3月にはゲイドンにあるアストンマーティンのグローバル本社で、4回のF1ワールドチャンピオンであるセバスチャン・ベッテルと複数の表彰台を獲得したランス・ストロールをフィーチャーしたドライバーラインナップ紹介を含め、アストンマーティンF1のカラーリングが発表される。「60年以上離れていたアストンマーティンのF1への復帰は、スポーツの歴史の中で画期的な瞬間だ」とローレンス・ストロールは語った。「誰もがアストンマーティンが何を表すかを知っているが、F1チームは、以前の姿のチームによって築かれた強力な基盤の上に構築して、ブランドの本質を新しい場所に持ち込むことを可能にする」「コグニザントのサポートにより、この新しい章を開始できることを非常に誇りに思っている。 今日の世界では、デジタル革命が続く中、アストンマーティンをこのスポーツで最も優れたチームの1つにするために努力しているので、我々と協力するのにこれほど適した、また価値のあるパートナーは考えられない」コグニザントのCEOを務めるブライアン・ハンフリーズは「我々は、アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワン・チームのタイトルパートナーになることに本当に興奮している」と語った。「我々のグローバルブランドには多くの共通点がある。我々はどちらも革新的で前向きな企業であり、迅速に行動し、集中力を保ち、先頭からリードすることを望んでいる。我々は今日の高度なテクノロジーの驚異的なパワー、それらを活用して独自のカスタマーエクスペリエンスを設計する方法を理解している。この深く相互に有益なパートナーシップの約束に興奮している」アストンマーティンF1のCEO兼チームプリンシパルを務めるオトマー・サフナウアーは「シーズン開幕までわずか2か月となった。タイトルパートナーとしてコグニザントを迎え、F1におけるアストンマーティンの新時代を祝うのは素晴らしいことだ」とコメント。「イノベーションとテクノロジーは、イノベーションとテクノロジーはF1チームの中心的な柱であり、この長期的なパートナーシップは単なるブランディング活動以上のものだ。 新しいファクトリーがすでに建設中であり、コグニザントの専門知識とリソースは、IT運用のすべての分野で付加価値をもたらし、コース上のパフォーマンスに貴重な貢献をする」アストンマーティンF1のコマーシャル&マーケティングマネージングディレクターを務めるジェファーソン・スラックは「アストンマーティンF1チームのプライマリパートナーとしてコグニザントを歓迎する本当に特別な瞬間だ」とコメント。「この象徴的なブランドをレースの頂点に戻し、約30万人の従業員を抱えるフォーチュン200の企業であるコグニザントのエネルギッシュな人々のサポートを得ることが大きなモチベーションとなる。ブライアン・ハンフリーズとシニアリーダーシップチームの素晴らしいビジョンによって世界中に本当の影響を与えているのは多国籍企業だ」「コグニザントは、我々の将来の成功、そして、真の意味でのパートナーに不可欠であり、デジタルトランスフォーメーションエージェントとしての能力を解き放つ。アストンマーティンと同じように積極的な目標と野心を持つ企業だ」
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