レーシング・ポイントF1のチーム代表を務めるオトマー・サフナウアーは、2021年にアストンマーティンF1でチームメイトになるセバスチャン・ベッテルとランス・ストロールは対等に扱われると語る。9月10日(木)、レーシング・ポイントF1は、アストンマーティンへとブランドを変更する2021年シーズンからセルジオ・ペレスに代わって4回のF1ワールドチャンピオンであるセバスチャン・ベッテルが加入することを発表。
オトマー・サフナウアーは、セバスチャン・ベッテルの加入の可能性が浮上した際にランス・ストロールのポジションは決して脅威に晒されることはなく、常に放出候補はセルジオ・ペレスだったと語っている。「ランスは2年間我々と一緒にいる」とオトマー・サフナウアーは語る。「彼は21歳の若者だ。そうだね、彼の父親はチームを所有している。セバスチャンが獲得可能になり、ドライバーを変更しようと考えた場合、それはチェコだった。彼の契約には選択肢があり、ランスにはそのような選択肢は存在しなかった」「彼は優勢な立場にあり、F1で最強の年を楽しんでいる。表彰台を獲得したことでチャンピオンシップで4位に位置している。そして、さらに多くのポテンシャルがある」「彼は明らかに才能を発揮しており、来年のセバスチャンの隣の場所に完全に値する」だが、父親のローレンス・ストロールがチームオーナーという家族の繋がりに関わらず、セバスチャン・ベッテルがセカンドドライバーを演じすることはないと強調する。セバスチャン・ベッテルとランス・ストロールは自由に競争できるかどうかと質問されたオトマー・サフナウアーは「我々は常にドライバー同士の競争を許可しており、それは今後も変わらないだろう」と答えた。そして、オトマ・サフナウアーは、セバスチャン・ベッテルはアストンマーティンに移行するチームに“完璧にフィット”し、次のレベルに引き上げるのに役立つと考えている。「彼は33歳だが、まだキャリアの働き盛りな時期にいる。彼は膨大な量の経験を積んでいる。彼はまだうまくやりたいというモチベーションが非常に高い」とオトマー・サフナウアーは語る。「彼は本当に一生懸命働いており、我々のチームが達成したいこと、達成したいレベルに完璧にフィットすると信じている。彼はいいレースをしてくれる確信している」