レーシング・ポイントのオーナーであるローレンス・ストロールは、今後5年間でアストンマーティンF1チームに2億ポンド(約262億円)を投資する。2018年にチームを買収したコンソーシアムを率いるローレンス・ストロールは、今年初めに投資家グループがアストンマーティンの株式の25%を購入するよう導いた。
契約の一環として、ローレンス・ストロールはレーシング・ポイントF1チームのブランドを変更し、2021年からアストンマーティンF1として参戦する。アストンマーティンは正式にチームのタイトルスポンサーとなるが、レーシング・ポイントによって作成された文書によると、かなりの投資が進んでいることが示されている。thisismoney.co.uk の報告によると、2月17日、レーシング・ポイントは、会社の普通株式を最大2億ポンドまで割り当てることを決議した。これにより、取締役はスポンサー契約を見越してアストンマーティンに同社の株式を出資するオプションを付与することができる。現在、アストンマーティンは財政状態は危険な状況にある。昨年、アストンマーティンは1億400万ポンドの税引前損失を記録し、今年の最初の3か月で1億1,900万ポンドの税引前損失を確認している。だが、レポートによると、これらのシェアは5年間割り当てられる必要はなく、その期間は10年になる可能性がある。