2021年のF1世界選手権からアストンマーティンF1チームとして活動するレーシング・ポイントのチーム代表オトマー・サフナウアーは、ピンクのカラーリングを維持する可能性を否定しれはいない。先月、レーシング・ポイントF1チームのオーナーであるローレンス・ストロールが、アストンマーティンの株式を取得。チームは2021年からアストンマーティンのワークスチームとして活動することになった。
現在、レーシング・ポイントF1チームは、ヨーロッパの大手浄水器総合メーカー『BWT』とスポンサー契約を結んで同社のピンク色にマシンをカラーリングして参戦しているが、2月17日(月)に発表された2020年のチーム体制発表会ではBWTと“複数年”のタイトルスポンサー契約を結び『BWTレーシング・ポイントF1チーム』として参戦することが発表された。2021年にチームがアストンマーティンにブランド変更された際、この契約はどうなるのかと質問されたオトマー・サフナウアーは「来年はアストンマーティンがシャシー名となり、我々はマニュファクリャラーチームとなる」とコメント。「だが、シャシー名を持つ他のすべてのマニュファクチャラーチームと同様にタイトルスポンサーのための余地は常にある」「フェラーリやメルセデスと何ら変わりはない。彼らにペトロナスがついていることはご存じだろう。なので、BWTともうまく機能するはずだ」アストンマーティンは、ブリティッシュ・グリーンを採用するとの報道もある。しかし、2021年にアストンマーティンがピンクのカラーリングを維持するかどうかについてオトマー・サフナウアーは「それを話すのは時期尚早だ」とコメント。「どうなるか見てみるつもりではある。つまり、我々は今シーズンを終える必要があるし、今シーズンが終わりに近づいたら、来年のクルマの姿について話し合いを始めていく」