2026年F1シーズンに向けて、レーシングブルズは唯一のルーキーとしてアービッド・リンドブラッドを起用する。18歳の英国人ドライバーは、リアム・ローソンのチームメイトとしてF1の舞台に立つことになる。このリンドブラッドを長年支えてきたのが、フォーミュラE王者のオリバー・ローランドだ。ローランドはリンドブラッドの才能を「生まれつきのもの」と表現し、カート時代から約10年にわたり指導と後援を続けてきた。
カート時代から続く深い関係ローランドはかつて、リンドブラッドが2016年にシートを失いかけた際、自らカートチームを立ち上げた。その結果、2人は英国カート選手権を制覇することになる。さらにローランドは、リンドブラッドをレッドブルの目に留まらせるうえで重要な役割を果たし、最終的に育成プログラム入りを実現させた人物でもある。「いい気分だよ」とローランドはMotorsport.comに語る。「彼が7歳の頃から面倒を見てきたし、本当に多くのものを注ぎ込んできた。世界中を一緒に回るために、何度も眠れない夜を過ごした。それは彼を信じていたからだ」「彼はこのチャンスに値する。素晴らしい機会だ。まだ18歳だし、やるべきことは山ほどあるが、成功するための才能は間違いなく持っている」「努力と知性」が最大の武器10年にわたってリンドブラッドの成長を見守ってきたローランドは、F1デビューを前に注目すべき点を明確にしている。「初めて会ったときから、彼が自然な才能を持っていることはすぐに分かった。それはまず必要な要素だ」「でも本当に彼を特別な存在にしているのは、勤勉さと知性だ。とても頭が良く、正しい仕事への姿勢を理解している。スポンジのように情報を吸収する。それが彼の最大の強みだと思う」自身のキャリアと並行して続くサポート現在33歳のローランドは、日産でフォーミュラE王者に輝いた現役ドライバーでもある。来季も自身のレース活動と並行してリンドブラッドをサポートする予定だ。「来年どのレースに行くかはまだ調整中だけど、13戦か14戦には行くことになると思う」と語り、最後には冗談交じりにこう付け加えた。「それは妻には言わないでくれよ」リンドブラッドのF1初年度は、才能だけでなく、長年の支援と信頼関係の集大成として迎えられることになる。彼の走りは、2026年シーズン開幕とともに、多くの視線を集めることになりそうだ。
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