アルファロメオF1のアントニオ・ジョビナアツィは、2021年の目標として打倒アルファタウリ・ホンダを掲げた。2020年、アルファロメオF1は、フェラーリのエンジンのパワー不足も相まって、ミッドフィールドからウィリアムズとハースF1とのバークマーカー争いに転落。わずか8ポイントの獲得でコンストラクターズ選手権8位でシーズンを終了。8位のアルファタウリ・ホンダとは99ポイントの差がついた。
だが、アントニオ・ジョビナッツィは、自分とアルファロメオF1が2021年にアルファタウリ・ホンダと戦えることを望んでいる。「僕たちがもっと良い位置に着けるかどうかは待つ必要がある」とアントニオ・ジョビナッツィは GPFans に語った。「昨年、僕たちはどんどん前進していた。次のシーズンはポイントを争うことを望んでいるし、アルファタウリとの戦えたら本当に良いだろう」「今、彼らは次のチームだし、何が起こるかを見てみるつもりだ。僕たちの方が良いマシンとエンジンを手に入れ、すべてのレースでポイントを争えることを願っている」今年、ミック・シューマッハが加入するという噂もあったアルファロメオF1だが、最終的にキミ・ライコネンとアントニオ・ジョビナッツィというラインアップを3年連続で継続する。だが、キミ・ライコネンは、フェラーリのF1エンジンが改善されたとしても、レギュレーションの変更がわずかであるため、チャレンジングなシーズンになると予想する。「何も保証されていないと思う。多かれ少なかれ同じマシンになるだろうけど、小さな変更があるので、少しは強くなることを願っている」とキミ・ライコネンは語った。「もちろん、エンジン側で少しずれていたので、以前よりも少し良くなると確信している」「でも、僕たちの手に負えないことはたくさんあり、ルールは変わる。実際にはかなりの挑戦だと思うし、どれだけ失うか、どれだけ回復できるかを見極める必要がある」