アントニオ・ジョビナッツィは、自分の2018年のF1シートに関してはフェラーリに委ねていると語る。イタリア出身のアントニオ・ジョビナッツィ(23歳)は、今年、フェラーリのジュニアスキームに加入し、スクーデリア・フェラーリのサードドライバーを務めている。アントニオ・ジョビナッツィは、開幕2戦で負傷したパスカル・ウェーレインの代役としてザウバーから参戦。
さらに今年はハースでの7回のフリー走行出走が決定しており、先週末のF1イギリスGPではその1回目の走行を終えた。「もちろん、目標は来年レースシートを得ることだ」とアントニオ・ジョビナッツィはコメント。「F1に入るのは本当に難しい。世界で20のシートしかない。フットボールとは違う」「まだフェラーリとの最初のシーズンだし、彼らは本当に良くしてくれている。彼らのことを信頼している。彼らは僕のために何ができるかを知っている」「今は今年与えられたこと、7回のFP1に集中する時間だ。そのあと、来年どうなるか見てみるつもりだ。どんなことも起こり得る。来年のシートを見つけられることを願っている」アントニオ・ジョビナッツィは、自分の将来は今後2ヵ月で決まることになると考えている。「今はそれを知るには早すぎると思う。まだ7月だ」とアントニオ・ジョビナッツィはコメント。「正直、来年何をやっているかに関してはあまり集中したくはない。おそらく9月には来年何をやっているかわかっているだろう」フェラーリのジュニアドライバーには、F2のポイントリーダーであるシャルル・ルクレールもおり、フェラーリに関連があるF1チームでのシート獲得が噂されている。しかし、フェラーリ系のシートに空席ができた場合のプライオリティはアントニオ・ジョビナッツィにあると考えられている。ハースは1つの可能性として考えられているが、チームオーナーのジーン・ハースは2018年もロマン・グロージャンとケビン・マグヌッセンを続投させることを示唆している。残りのフェラーリ系の空席の可能性は、ザウバーがホンダとの契約を破棄して、2018年もフェラーリのエンジンを搭載した場合となっている。関連:ハース、2018年もグロージャンとマグヌッセン続投を示唆