マイケル・アンドレッティ 「既存F1チームから田舎者の集まりと見られてる」

アンドレッティがF1に参戦するためには、FOMと商業的な条件について合意する必要がある。だが、シリーズ首脳陣がグリッドに1チーム増やすことに難色を示しているため、保証されているとは程遠い状況にある。現在F1に参戦しているライバルたちは、アンドレッティのF1参戦に明らかに反対しており、商業的収入を失うことに加え、すべての事業の価値が下がる可能性を懸念している。Bloomberg Originalsが公開したYouTubeビデオで、マイケル・アンドレッティは、F1関係者たちがどれほど彼の計画に抵抗しているかに驚かされたと述べ、彼らが自分のチームがこの仕事に適していないと考えていることを示唆した。「自分たちが何に首を突っ込んでいるのか自覚しなければならない」とアンドレッティは語った。「政治的なこととか、そういうことに首を突っ込んでいるんだ。そういうものなんだ。そして、我々はそれに対処するだけだ」「入るのがこんなに難しいとは思わなかった。でも、入るために自重を証明する」「まず第一に、我々は田舎者の集まりだと思われている。そして、自分たちが何をしているのかわかっていない」「でも、我々はレース経験が豊富なので、他の人たちとは違う角度から攻めていけるかもしれないし、うまくいくかもしれない」アンドレッティは自身のF1参戦が他チームにとって不利になるという議論には同意しておらず、実際にはチャンピオンシップを拡大する可能性があると考えている。「マシンが増えることはスポーツを助けるだけだと思う」とアンドレッティは説明する。「賞金やいろいろな面でパイを奪うことになるけれど、そのパイを奪う以上のものをもたらすことができると感じている」アンドレッティは、彼のチームが参入を計画している方法は、ハースがフェラーリとの顧客関係を通じてアプローチしてきた方法とはまったく異なるものだと考えている「彼らはインフラがなく、自分たちでクルマを作ることができない」とアンドレッティは語る。「彼らはフェラーリからできる限りのものを購入し、フェラーリのエンジニアも抱えている。サーキットにクルマを走らせるのは、おそらく最も簡単なことだ」「我々は自分たちの車を作らなければなりませんね。そして、それがどれほど大きな仕事であるかおわかりだろう...大きな仕事だ。文書はある。500ページくらいあるかな？」「インディーカーではマシンを購入すればすぐに競技場に入ることができるが、F1では文字通り車を一から作り上げることになる」「真のアメリカチームを持つことは、アメリカ人ドライバーがいて、アメリカで作られた車があり、アメリカ製のエンジンが作られているということだと思う」「つまり、それは米国に多大な関心をもたらすと思う」