マイケル・アンドレッティは、FIA(国際自動車連盟)に対し、F1グリッドに11番目のチームとして自身のチームを受け入れるよう促し、彼のチームは「全員を倒す」と断言した。今年2月、マイケル・アンドレッティは『アンドレッティ・グローバル』を設立して2024年のF1参戦を目指していることが明らかになった。
アンドレッティ・グローバルは、人員から設備、ルノーとのエンジン契約まで物事を整えてF1参入を申請したが、FIAはまだイエスともノーとも言っていない。実際、F1のCEOであるステファノ・ドメニカリは、現在のF1グリッドを構成している10チームに満足していると語っている。「私は非常に正直である必要がある。今日現在、10チームのF1は、競争が軌道に乗っており、非常に堅実だ」とステファノ・ドメニカリは語った。「他のチームを追加できるかどうかを検討するには必要な複雑さがあり、正直に言うと、それはF1を成長させるための最も重要な要素ではないと思っている」ただ、それはアンドレッティ・グローバルに完全なノーと言っている訳ではない。マイケル・アンドレッティは、まもなくアンドレッティ・グローバルにゴーサインが出ることを望んでいる。「私は(リバティメディアのCEO)グレッグ(マッフェイ)と話をし、彼に『入札を進めてほしい。我々は全員を倒す』と伝えた」とAPに語った。「私が求めているのはそれだけだ」「彼らが私たちにそれを与えるではない。我々に挑戦させてみてほしい。我々はそこにいる誰であっても打ち負かすつもりだ。我々には素晴らしい後援者がいる。お金は問題ではあない」しかし、F1がカレンダーを拡大している間、スポーツがグリッドを拡大することにまったく熱心であるようには見えない。先週末、今年のカレンダーで2つのアメリカのレースの最初のマイアミGPが開催された。来シーズンは3つとなり、土曜日の夜のイベントとしてラスベガスGPが開催される。アメリカでF1の人気が高まる中、2番目のアメリカチーム(ハースが最初)がこのスポーツに利益をもたらすかどうかという疑問が生じている。グレッグ・マフェイは「多くの要因があり、アメリカ人であることは前向きなことかもしれないが、新しいチームがもたらす可能性のあるすべてのものを検討していく。それだけが新しい市場へのアクセスだけではない」とAPに語った。「彼らが知っている資本の機会、マーケティング、テクノロジー、それらすべてが我々にとって興味深いものになるだろう」