2026年F1オーストラリアGP予選で、メルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリがフロントロウとなる2番手を獲得した。FP3での大クラッシュから数時間という状況での復活劇となった。アントネッリはFP3終盤にウォールへ激突する大きな事故を喫したが、メルセデスのメカニックが短時間でマシンを修復。予選ではジョージ・ラッセルとともにメルセデスのフロントロックアウトを実現した。
FP3クラッシュから数時間でフロントロウアントネッリは週末を通して上位争いに加わっており、FP2ではチームメイトのジョージ・ラッセルを上回る2番手タイムも記録していた。しかし、FP3終盤にウォールへ激突。予選まで数時間という状況で、メルセデスは大規模な修復作業を強いられることになった。その後、マックス・フェルスタッペンのQ1クラッシュによる赤旗で時間がわずかに生まれたことで、メルセデスはアントネッリのマシンを予選へ送り出すことに成功した。アントネッリ「メカニックがヒーローだった」「とても、とてもストレスの多い一日だった」とアントネッリは語った。「残念ながらFP3でウォールにぶつかってしまった。でも今日のヒーローはチームのみんな、メカニックだった。彼らがマシンをコースに戻してくれた」「マシンのセットアップをする時間もなかった。ただコースに出て、なんとかフロントロウに並ぶことができた。本当にうれしい」予選で着実に順位を上げる予選ではセッションごとに順位を上げていき、Q1で6番手、Q2で3番手、そしてQ3では2番手へと浮上した。Q3の序盤ではロックアップという不安要素もあったが、アントネッリは再び立て直し、1分18秒811というタイムで一時的に暫定ポールポジションを獲得。最終的にはラッセルに逆転され、2番手となった。1分18秒台に入ったのはメルセデスの2台のみであり、レッドブル・レーシングのアイザック・ハジャーはさらにコンマ5秒遅れだった。「次はクリーンな週末にしたい」アントネッリは最後のアタックについて振り返りながら、今回のクラッシュが予選に影響したことも認めた。「簡単ではなかった。かなり踏ん張らなければならなかった」「今回は間違いなく予選に影響があったから、次はクリーンな週末にする必要がある」「でも明日はレースがあるし、良い結果を目指すことができると思う」