2025年F1アメリカGP フリー走行の結果・タイムシート。現地時間10月17日(金)にサーキット・オブ・ジ・アメリカズで2025年のF1世界選手権 第19戦 アメリカグランプリのフリープラクティスが行われた。トップタイムを記録したはランド・ノリス(マクラーレン)。2番手にニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)、3番手にはオスカー・ピアストリ(マクラーレン)が続いた。角田裕毅(レッドブル)は13番手でセッションを終えた。
マクラーレン勢が快調発進、ノリスがトップタイムフリー走行1回目はマクラーレン勢が主導権を握り、ランド・ノリスが1分33秒294でセッション最速を記録。オスカー・ピアストリも僅差の3番手につけ、コンストラクターズ王者としての勢いを維持した。チームはソフトタイヤでのアタックを実施し、両ドライバーともセットアップ確認を終えた。ヒュルケンベルグが2番手、ザウバーが上位に食い込むニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)は1分33秒549で2番手に入り、ピアストリを上回った。新しい空力パッケージを投入したチームは、序盤から安定したスピードを見せた。チームメイトのガブリエル・ボルトレトも12番手につけるなど、久々に競争力を示したセッションとなった。アロンソが4番手、アストンマーティンのアップデートが奏功フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)は、燃料搭載量を考慮しても安定した走りを披露。セッション中盤では一時トップに立つ場面もあり、最終的に4番手タイムをマークした。新仕様のフロアとメカニカル調整が効果的に機能しているとみられる。レッドブル勢は中団、フェルスタッペン5番手・角田13番手マックス・フェルスタッペン(レッドブル)は1分33秒648で5番手にとどまり、角田裕毅は13番手。角田は終盤ソフトタイヤでのラップを完遂したが、セクター2でタイムを失った。チームは依然としてセットアップの微調整段階にあり、午後のスプリント予選での改善が焦点となる。メルセデスはミディアム中心の走行、ラッセル7番手ジョージ・ラッセルがミディアムタイヤで1分33秒931を記録し7番手。チームメイトのアンドレア・キミ・アントネッリは18番手ながら、長めの燃料で安定したペースを刻んだ。新契約を得たラッセルは「セットアップ方向に自信がある」とコメントしている。フェラーリ勢にトラブル、ルクレールとサインツが苦戦フェラーリF1のルイス・ハミルトンは8番手だったが、シャルル・ルクレールはギアボックス問題でセッション途中にストップし20番手。カルロス・サインツJr.も同様の問題で早々に走行を終えた。限られた1回のプラクティスで走行時間を失ったことが、スプリント予選に影響しそうだ。2025年F1 アメリカGP フリー走行 結果・タイムシートPosNoドライバーチームタイムGAPLAP14ランド・ノリスマクラーレン1分33秒294 23227ニコ・ヒュルケンベルグザウバー1分33秒5490.25523381オスカー・ピアストリマクラーレン1分33秒5830.27925414フェルナンド・アロンソアストンマーティン1分33秒6390.3452351マックス・フェルスタッペンレッドブル1分33秒6480.35426623アレクサンダー・アルボンウィリアムズ1分33秒9200.62626763ジョージ・ラッセルメルセデス1分33秒9310.63727844ルイス・ハミルトンフェラーリ1分33秒9650.6712596アイザック・ハジャーレーシングブルズ1分34秒1550.861251087オリバー・ベアマンハース1分34秒3331.039271131エステバン・オコンハース1分34秒3681.074261298ガブリエル・ボルトレトザウバー1分34秒4781.184241322角田裕毅レッドブル1分34秒5311.237241418ランス・ストロールアストンマーティン1分34秒6101.316231555リアム・ローソンレーシングブルズ1分34秒6191.325251643フランコ・コラピントアルピーヌ1分34秒6531.359251710ピエール・ガスリーアルピーヌ1分34秒6651.371241812アンドレア・キミ・アントネッリメルセデス1分34秒7371.443271930カルロス・サインツJr.ウィリアムズ1分35秒8742.58092016シャルル・ルクレールフェラーリ1分36秒0802.78618