F1アメリカGPの主催者は、オースティンのサーキット建設地と支援者の名前を発表した。サーキットは、これまで予想されていた通り、オースティン東南に位置し、以前はワンダリング・クリークとして知られたオースティンの国際空港の近辺になるという。900エーカーの土地に建設されるサーキットは、ヘルマン・ティルケが設計を担当する。また、プロジェクトを支援する投資家として、NFLのミネソタ・バイキングズ、NBAのサンアントニオ・スパーズとデンバー・ナゲッツのオーナー務めたレッド・マコームズが紹介された。
27日にオースティンで開かれた記者会見で、プロモーターのタボ・エルムンドは、レッド・マコームズとともに、元500ccのチャンピオンであるケビン・シュワンツも支援していることを明らかにした。「アメリカGPにとって最適の場所であることを確実にしたかった。適切なロケーションと適切な連結性を持つことによって行う。ローケーションは少なくとも1年半は取り組んできた」とタボ・エルムンドは述べた。「アメリカではF1が定着していないと述べている人もいるが、実際それは完全な誤りである。常設のロードコースで開催されていた1960年から1980年に、F1は素晴らしい成功を収めた」「1980年から1999年まではずっと臨時の市街地サーキットで行われ、IMS(インディアナポリス・モータースピードウェイ)と同様に、素晴らしいかった。基本的には適合していた。NASCARが成功できたのはインディカーのサーキットだ」かつてフォーブス誌で最もリッチなアメリカ人トップ400に選ばれたレッド・マコームズは「F1をアメリカ合衆国に復活させることは一生に一度のチャンスであり、世界中のあらゆる都市が望んでいることだ」と語る。「F1イベントの規模と範囲は、スーパーボールの開催に匹敵するし、オースティンにもサンアントニオにもテキサス州全体にかなりの経済的な利益をもたらすだろう」「我々は、タボが1年を通してF1を主要なイベントに発展させるための明確なビジョンを持っていることを知っている。ここ数年にわたり、彼は堅実なビジネス基盤を築き、素晴らしいチームを集めた。その一員になれたことは我々の誇りだ。タボと身を引き締めて仕事に取り組み、このプロジェクトを大成功させる準備はできている」