2021年 F1世界選手権 第17戦 F1アメリカGPの決勝でトップ10入りしたドライバーのコメント。優勝:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)「エキサイティングなレースだったけど、ここでファンの皆さんの前で勝利できるのは、素晴らしい気分だ。レース中ずっとプレッシャーがあり、ルイス(ハミルトン)がどれほどの速さで追いついてくるのか分からなかった」
「僕のスタートは問題なかったと思うけど、ルイスがそれ以上によかった。そこで、僕らはターン1でリードを失ってからはアグレッシブな戦略を採り、最初のスティントで早めにピットインをした。第2スティントでは、僕らがアンダーカットされてしまうタイム差にいたので、それに対応した。この暑さの中で、最後のスティントは非常に長くなったけど、コース上でのポジションを重視した。最後の2周はタイヤがかなり厳しく、グリップがあまり残っていなかった。ただ、最後2周に入る際に、前方にハースのマシンがいてDRSを使うことができたので、最後まで順位を守り切れた。今日はチーム一丸となってすべてを出し切った。チェコ(ペレス)と一緒に表彰台に上がれて最高の気分だ」2位:ルイス・ハミルトン(メルセデス)「まず、マックス、おめでとう。彼は今日素晴らしい仕事をした。また、週末を通してオースティンに来てくれた素晴らしい観客に心から感謝している。このような満員のスタンドや熱狂的なファンの前でパフォーマンスできるのは本当に名誉なことだ。一瞬、勝てるかもしれないと思ったし、そのために本当に全力を尽くした。とても厳しいレースだったけど、残念ながら、僕たちはそれを変えることはできなかった。彼らにマッチできなかった。彼らのマシンのリアエンドの方が優れていて、より安定していて、スライドが少ないように見えた。スタートは明らかに素晴らしく、最後に向かってギャップを埋めたけど、最後の数周でダーティエアに入って、タイヤがオーバーヒートしてしまった。素晴らしいピットストップと週末に大変なハードワークをしてくれたチームに感謝している。今回はうまくいかなかったけど、次のラップに移るつもりだ」3位:セルジオ・ペレス(レッドブル)「これまでで一番厳しく、長いレースだった。レース前から具合はあまりよくなかったんだけど、1周目にドリンクシステムが止まってしまい、今日の暑い気候の中では体力的にとても厳しい状況だった。20周目を終える頃までは相当苦戦してしまい、マックスとルイスについていけなかったのは残念だけど、このレースウイークではポジティブなことが多くあったし、2週連続で表彰台に立てたのもいいことだ。チームにとっても素晴らしい結果で、アンダーカットが機能してルイスにスキを与えず、僕がマックスをカバーすることができたので、とても満足している。メキシコGPもとても楽しみで、チームは過去に相性がいいので、自分のホームレースにいいパッケージで臨める。レースが待ちきれないし、ホームのファンの前で再び表彰台に上がれればと思う」4位:シャルル・ルクレール(フェラーリ)「なんてレースだ。僕のキャリアで最もフィジカルなドライブのひとつだったのは間違いない。リアがかなり動いていたし、全体的に気温も高かった。個人的なパフォーマンスには満足している。ほとんどやり残したことはないと思うし、すべてのラップで限界までマシンをプッシュした。僕たちのペースはポジティブなサプライズだった。僕たちは主に2022年に焦点を合わせているけど、今年導入されたいくつかのアップデートによっていくつか重要なステップを果たすことができている。現場とマラネロのファクトリーの全員のハードワークに心から感謝している。今週末は彼らの努力お結果が表れたと思う。アメリカに戻ってこれて素晴らしかったし、このアメージングなトラックで再びレースができたことは本当に喜びだった。次はメキシコだ。とても興奮している。トラックは僕たちのマシンにかなり合うはずだし、このポジティブな軌道を継続できるようにプッシュしていく」5位:ダニエル・リカルド(マクラーレン)「本当にハッピーだ。僕たちはフェラーリ勢よりも速くなかったので、そのうちの1台を倒せてうれしい。数周にわたってかなりハードに防御しなければならなかったので、彼を退けることができてうれしく思う。トリッキーなレースだった。順位を守るためにかなり戦ったけど、理論的に5位は本当に良い結果だと思う。カルロス(サインツ)から少しポイントを奪えたし、最後はバルテリ(ボッタス)が彼を捕らえたので、少しダメージリミテーションができた。メキシコに戻って、彼らに対してもう少し示せることを願っている。ファンは素晴らしいし、観客は最高だ。彼らを楽しませたいね」6位:バルテリ・ボッタス(メルセデス)「僕にとってはあまり波乱のないレースだった。ベストを尽くしたけど、順位を上げる戦いは簡単ではなかった。気温とトラック特性によって進歩するのは難しかったし、そうなることは分かっていた。第1スティントはアルファタウリの後ろで身動きが取れなかったし、そこでかなり多くのタイムが犠牲になった。遅いクルマの後ろになってしまうと、ペース差があっても追い抜けるほど十分に大きくなかった。最大限に生かすためのセーフティカーや他の状況はまったくなかったけど、グリッドペナルティによるスタート位置を考えれば、これ以上の結果を出せたかは分からない。僕たちにとって最強の週末ではなかったけど、フリーエカでのマシンの感触は良かったし、チームとして進めることができる多くの学びがあった」7位:カルロス・サインツ(フェラーリ)「フラストレーションが溜まるレースだった。今日は5位でフィニッシュできるペースがあった思うけど、物事が思い通りに運ばなかった。1周目に2台のマクラーレンと戦わなければならなかった。マシンのポジションが何度も入れ替わる激しいバトルだったし、ランドに抜かれたと思ったらリカルドだった。第2スティントではダニエルのすぐ後ろにいた。アンダーカットを仕掛けた。とてもうまくいけば、彼をオーバーテイクして、シャルルの後ろのクリーンエアに出ていたはずだ。でも、残念なことにピットストップが遅く、またダニエルの後ろで身動きがとれなくなった。彼を抜こうとして異なるラインを試してタイヤにダメージを負ってしまい、結局、最後にボッタスに捕らえられることになってしまった。フラストレーションを感じている。僕たちのパッケージの...