2026年シーズンに大きく戦闘力を向上させたアルピーヌは、来季以降のドライバー市場でも注目の存在となっている。現在のレギュラードライバーであるフランコ・コラピントの将来は不透明とされており、その後任候補として複数の有力ドライバーの名前が浮上している。その中にはフェルナンド・アロンソやジョージ・ラッセル、アレクサンダー・アルボンといった実力者も含まれているとされ、2027年のドライバー市場に新たな話題を提供している。
アルピーヌ躍進で注目を集める2027年シートPlanetF1の報道によると、アルピーヌは2027年のドライバーラインアップに向けて複数の選択肢を検討しており、フェルナンド・アロンソの復帰案が有力候補として取り沙汰されている。アルピーヌは2026年からメルセデス製パワーユニットを搭載し、大きな飛躍を遂げた。2025年にはコンストラクターズランキング最下位に沈んだが、今季は上位争いに加わり、ランキング5位につけている。その原動力となっているのがピエール・ガスリーだ。ガスリーはモナコGPで表彰台を獲得し、再審の結果として3位が正式に認められたことで、チームの好調ぶりを印象付けた。こうした躍進によってアルピーヌの評価は大きく高まり、2027年に向けたドライバー市場でも魅力的な選択肢として見られるようになっている。一方で、コラピントには2027年以降の契約保証がないとされている。アロンソ復帰案が有力候補に報道によると、候補リストの中で最も現実味があると見られているのがアロンソだという。アロンソは現在アストンマーティンに所属しているが、契約は2026年末までとされている。また、アルピーヌのエグゼクティブアドバイザーを務めるフラビオ・ブリアトーレは現在もアロンソのマネジメントに関わっており、両者の関係は非常に深い。アロンソは2005年と2006年にルノーでワールドチャンピオンを獲得しており、エンストンへの復帰が実現すれば、キャリアを締めくくる象徴的な選択となる可能性がある。さらに報道では、ブリアトーレが2027年からのグッチとのタイトルスポンサー契約実現に重要な役割を果たしたとされており、これもアロンソ復帰説を後押しする材料のひとつとみられている。ラッセルとアルボンの名前も浮上一方で、候補はアロンソだけではない。同報道では、メルセデスのジョージ・ラッセルとウィリアムズのアレクサンダー・アルボンもアルピーヌの候補リストに含まれていると伝えられている。ラッセルについては、2027年に向けた契約延長オプションが2026年の成績に関連していることを本人が認めている。シーズン序盤はランキング首位を争っていたが、現在はチームメイトのアンドレア・キミ・アントネッリに大きく差をつけられている。また、マックス・フェルスタッペンが将来的にメルセデス移籍市場へ出てくる可能性も指摘されており、その場合はラッセルの立場にも影響が及ぶ可能性がある。アルボンについては2027年までウィリアムズとの契約があるとの見方もあるが、パドック内で高い評価を受けていることから候補として名前が挙がっているようだ。ガスリーの隣を誰が務めるのかガスリーは少なくとも2028年までアルピーヌとの契約を結んでおり、2027年もチームに残留する見込みだ。そのため焦点となるのは、ガスリーのチームメイトを誰が務めるのかという点である。アロンソの復帰が実現すれば話題性は抜群だが、ラッセルやアルボンといった現役トップクラスのドライバーが市場に出る可能性もあり、アルピーヌにとっては魅力的な選択肢となる。現時点ではいずれも正式な交渉や契約が確認されたわけではなく、あくまで報道段階の情報である。しかし、躍進を続けるアルピーヌが2027年のドライバー市場で重要な存在になりつつあることは確かだ。