中村紀庵ベルタが、2024年にシングルシーターへのステップを踏み、プレマ・レーシングとともにイタリアF4選手権とユーロ4選手権にルーキーシーズンを戦うことが発表された。16歳の日系スロバキア人ドライバーの中村紀庵ベルタは、2021年FIAカート世界選手権OKチャンピオン、2022年FIAカートヨーロッパ選手権OKタイトルを獲得するなど、常に高い成績を収め、印象的なカートキャリアを歩んできた。
2023年、中村紀庵ベルタは新生プレマ・レーシングに加入し、FIAカート世界選手権(OK)で3位に入るなど、目覚ましい成績を収め続けた。2022年にはアルピーヌ・アカデミーに参加し、ドライバーとしての成長をさらに後押しした。2024年のフォーミュラ4シーズン開幕に向け、初期のテスト機会で素晴らしいパフォーマンスを見せた中村紀庵ベルタとともに、チームはまた新たな才能をポートフォリオに加えることができることを喜んでいる。中村紀庵ベルタは「フォーミュラ4でPREMAに参加できることをとてもうれしく思っています」とコメント。「昨年はカートの代表として彼らのカラーを表現してきただけに、シングルシーターの第一歩を彼らとともに踏み出すことにふさわしいと感じています。これまでの彼らの活躍を見て、これからのシーズンに大きな期待を寄せています。始めるのが待ちきれません!」と語った。プレマ・レーシングのチーム代表であるアンジェロ・ロジンは「紀庵をF4チームに迎えることができてうれしい。彼はカートで印象的な結果を残しており、我々のラインナップに加えることができて嬉しく思っている」「アルピーヌ・アカデミーを迎え、紀庵とともにF4活動を開始できることを誇りに思う。興味深いシーズンになるだろうが、やりがいのあるシーズンになると思う」