アルピーヌF1チームは、昨年6月に発表したチーム株式24%の米国投資家グループへの2億ユーロの売却を完了。エンストンチームの公式評価額は約9億ドルとなる。この投資グループはオトロ・キャピタル、レッドバード・キャピタル・パートナーズ、マキシマム・エフォート・インベストメンツで構成されている。後者はハリウッド俳優ライアン・レイノルズが率いており、同氏はアルピーヌの投資家仲間のロブ・マケルヘニーとともにレクサムFCのオーナーでもある。
さらに、オトロ・キャピタルの共同創設者アレック シャイナーは、アルピーヌ・カーズのフィリップ・クリーフCEO および法務顧問マイケル スミスとともに、取締役としてアルピーヌ・レーシングの取締役会に加わった。昨年10月、オトロは、ゴルファーのロリー・マキロイ、ボクサーのアンソニー・ジョシュア、サッカー選手のトレント・アレクサンダー=アーノルドとフアン・マタ、そしてNFLレジェンドのパトリック・マホームズとトラビス・ケルスを含む投資家コンソーシアムにスポーツ界の著名人を加えたことを明らかにした。オトロは当時、グループ投資家がスポーツエコシステムのさまざまな分野にわたって優れた専門知識を組み合わせ、アルピーヌF1チームが世界中の新しいファンにリーチできるよう支援すると述べた。アルピーヌのチーム代表であるブルーノ・ファミンは、フランスのF1チームへの投資グループの貢献について次のように語っている。「彼らがもたらしているのは、まずプロジェクトに対する信頼であり、これは非常に重要だ」とファミンは語った。「自分の会社に大金を投資してくれる人がいるということは、そのプロジェクトがうまくいくことを人々が信頼し、信じているということだ。それが第一のことであり、我々はこれに非常に満足している」チームハリウッド俳優でアルピーヌF1チームへの投資家でもあるライアン・レイノルズとエステバン・オコン。「そして、彼らがもたらす2番目のことは、これも非常に重要なことですが、彼らが非常に強力で、潜在的なパートナーやスポンサーと非常に強いつながりを持っており、その分野で我々を助けてくれるということだ」ファミンは、アルピーヌがグループに参加した当初から恩恵を受けていると語った。「それはすでに実行に移されている」とファミンは付け加えた。「もちろん、少し時間がかかるのでまだ成果は見えていないが、すでに動き始めている」「遅れはなかったし、契約が成立した初日からすべてがうまくいっている」
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