アルピーヌF1チームは、ハース、メルセデス、マクラーレン、アストンマーティン、ザウバーに続き、FIA(国際自動車連盟)の環境認定プログラムの最高位である「3つ星」を取得したことを発表した。FIA環境認定プログラムは2011年に開始され、世界中のモータースポーツとモビリティの関係者が環境パフォーマンスを測定し、向上させることを目的としている。
アルピーヌF1チームの環境性能は、昨年12月のFIAによる公式監査で、エンストンの拠点とヴィリー・シャティヨンの遠隔地での審査を受けた。アルピーヌF1チームが2つ星から3つ星の環境認定に進むには、英国で100%再生可能エネルギーで電力を供給し、80%の照明をLEDに置き換え、エネルギーを節約し、二酸化炭素排出量を報告することが必要だった。また、レースカレンダー以外の不要な移動を最小限に抑え、物流を最適化することで二酸化炭素排出量を削減していることも必要だった。アルピーヌF1チームのチームプリンシパルを務めるオトマー・サフナウアーは「我々の環境ロードマップにおいて、大きな前進となる」と述べた。「FIA環境認定3つ星を発表できることをうれしく思う」とアルパインF1チームの代表を務めるオトマー サフナウアーは述べた。「これは、当社の環境ロードマップにおける大きな前進だ。現在、我々はアルピーヌのサステナビリティ戦略の枠組みの中で、エンストンでISO 14001の認定を取得するために取り組んでいる」「我々の脱炭素の旅は順調に進んでおり、近い将来、よりポジティブなマイルストーンを共有できることを楽しみにしてる」アルピーヌF1チームのヴィリー・シャティヨン拠点のエグゼクティブディレクターであるブルーノ・ファミンは「我々は、ヴィリー・シャティヨンで行われている継続的な環境活動を誇りに思っている。FIA環境認定3つ星は、環境負荷を低減し、アルピーヌの環境戦略に貢献するための活動を継続的に実施している当社の取り組みを証明するものだ」「この認定は、BWTアルピーヌF1チームのため、そしてよりグローバルにアルパインのためにエンストンと行われた協力を検証するものでもある」アピーヌは3つ星の環境認定を受けている。また、FIA環境・持続可能性委員会のフェリペ・カルデロン会長は「アルピーヌF1チームが、FIAから最高レベルの環境認定“三つ星”を取得したことを祝福したい。ドライバー、エンジニア、メカニック、スタッフ、マネージャー、投資家、そしてチームメンバー全員が、このステータスを達成するためには、あらゆるレベルでのコミットメントが必要だ」と語った。「チームは、運用におけるベストプラクティスと、これらのポリシーを将来に引き継ぐための確固たる計画を示した。F1チームとモータースポーツ界の関係者は、この重要なプログラムに見事に取り組み、環境マネジメントシステムを発展させるための素晴らしい土台を提供したと信じている」「これらのテーマは、時間の経過とともにますます重要性を増している。我々は、毎日利用している活動や技術において、リーダーであり先駆者であるために必要なプラットフォームを使い続けなければならない」
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