アルピーヌF1チームは、今週末のスペイングランプリに2台でのポイント獲得を目指して新しいリアウイングを持ち込んだ。現在、アルピーヌF1チームは、コンストラクターズチャンピオンシップで5位のアルファロメオに5ポイント差に迫っている。だが、バーレーンでの開幕戦以来、アルピーヌF1チームはダブル入賞を達成できておらず、フェルナンド・アロンソは4戦連続でノーポイントを続けている。
「目標は、シーズンの最初のレース以来まだ達成されていないポイント圏内に両方の車を入れることだ」とアルピーヌF1チームの代表を務めるオトマー・サフナウアーは語った。「今年の目標を達成するのであれば、それが残りのグランプリの最低要件だ」「我々は一貫して競争力のある車を持っていることを示してきた。そして、今、その有望なペースを日曜日にポイントに変換することが重要だ」「我々は、はるかに良く、よりクリーンな週末のレースを行うことで、マイアミから立ち直ることを目指している」「我々は目の前にあるものしかコントロールできない。それがバルセロナの目標であり、両方のドライバーが結果を出す準備ができている」いくつかのF1チームは、長年走り込んでデータの量も多いバルセロナでF1カマシンにアップグレードをもたらしているが、アルピーヌF1チームもA522のアップグレードを持ち込んでいる。「今回のレースまでにA522に導入したアップグレードに満足している。それには、両方の車の新しいフロアが含まれ、パフォーマンスは良好だった」とオトマー・サフナウサーは述べた。「我々の開発プログラムは本格化しており、今後数回のイベントでアップデートが入る予定だ」「バルセロナの場合、両方の車に新しいリアウィングが追加される。これは、以前の設計よりもはるかに効率的だ」