アルピーヌF1が、アカデミー・ドライバーのクリスチャン・ルンガーのためにポール・リカールでプライベートテストを実施し、“冬季カラーリング”の実車を披露した。2021年、ルノーはパフォーマンス部門の『アルピーヌ』へとF1チームの名称を変更。イエロー×ブラックのカラーリングから、ホワイト×レッド×ブルーのフランスのトリコロールカラーへの変更することを明らかにしている。
ドライバーは、フランス人のエステバン・オコンが残留し、マクラーレンに移籍したダニエル・リカルドの後任としてフェルナンド・アロンソが2005年と2006年にともに2回のワールドチャンピオンを獲得したエンストンのチームに復帰する。3月2日(火)に2021年F1マシン『A521』を発表するアルピーヌF1だが、それまでの暫定カラーとして“ウインターリバリー(冬季カラーリング)”を公開していた。アルピーヌF1は、ポール・リカールでアカデミー・ドライバーのクリスチャン・ルンガーのためにプライベートテストを実施。“R.S.18”は冬季カラーリングに塗られており、その使用用途が判明した。クリスチャン・ルンガーは、2021年にリブランドされたアルピーヌ・アカデミーのサポートを受けて、2021年もARTグランプリからFIA-F2に参戦する。クリスチャン・ルンガーは“金持ちの父親”がいないため、2021年シーズンに賭けていると語る。「初めて2年連続で同じクラスで運転できることに興奮している」とクリスチャン・ルンガーは BTSport に語った 。「今、僕は安定することがいかに重要であるかを学んだ。2020年は多くの浮き沈みを伴うジェットコースターのようなシーズンだった。今年は、競争力のない週末でも、すべてを最適化し、ポイントを持ち帰る必要がある」「僕にとって、2021年はF1の未来にとって間違いなく重要なシーズンだ。F2で2年目だ。3度目のチャンスを得るには、金持ちの父親が必要だ。そして、僕にはそれがない」アルピーヌ・アカデミーは、2021年にクリスチャン・ルンガー、周冠宇とととに、FIA-F3王者のオスカー・ピアストをFIA-F2に送り込む。 この投稿をInstagramで見る F1-Gate.com(@f1gate)がシェアした投稿