アルピーヌF1加入が噂されるダビデ・ブリビオが、チームマネージャーを務めていたスズキMotoGPを離脱することが発表された。アルピーヌF1チームは、新しいマネジメント構成が検討されており、昨年までチーム代表を務めるシリル・アビテブールは、アルピーヌ全体の上級職に異動になると報じられている。
その結果、スポーティングディレクターを務めるマルチン・ブコウスキーがチームプリンシパルを引き継ぎ、ダビデ・ブリビオがCEOタイプの役割でより広範な業務を監督する可能性が噂されている。この報道が出た直後の1月7日(木)、チーム・スズキ・エクスターは2013年にスズキのプロジェクトを立ち上げたときから、チームマネージャーを務めていたダビデ・ブリビオとの協力関係を終えることを発表した。8年間に渡ってチームを先導したダビデ・ブリビオは「突然、プロフェッショナルな新たな挑戦と機会が訪れ、最終的にそれを受け入れることを決断しました」と語った。「難しい決断だった。最も難しかったことは、スズキがチャンピオンシップに復活するときに、このプロジェクトを一緒に開始した素晴らしい人たちと別れることだ。長い年月を通じて、この素晴らしいチームを作り上げるために関わった全ての人たちと別れることは辛い。この視点から見れば悲しい気持ちになるが、同時に、この新しい挑戦に向けてモチベーションが高いことを感じている。スズキとの間で契約を更新すべきか、全く新しい経験を始めるべきかを決める必要があるときに鍵となった」「タイトルの獲得は、スズキのヒストリーブックに刻まれ、私の人生の思い出として特別な場所に残る。私を最初から信頼してくれたスズキの経営陣に心から感謝している。MotoGPグループの全てのメンバー、全てのスズキネットワーク、もちろん、この期間に参加してくれたライダー、特に2020年に素晴らしいシーズンに過ごしたジョアン・ミルとアレックス・リンスにも感謝したい」「ジョアンがチャンピオンを獲得したことは、私にとって、そして、この壮大な旅に同行し、懸命に働いた全ての人たちにとって夢の実現だった。チームのベストを願い、将来において、リザルトが良くなることを期待している」
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