現在、スクーデリア・アルファタウリとして活動するレッドブルのセカンドF1チームは、将来的にイギリスの施設で活動することになる。これは現チーム代表のフランツ・トスト(67歳)が発表したもので、2024年からはローラン・メキース(現フェラーリ)とピーター・バイエル(元FIA)がファエンツァを拠点とするチームの代表を務めることになる。
長年のボスであるトストは、来年はどうするのかとの質問に「まだ決まっていない」とKleine Zeitungに答えた。「たぶん、アドバイザー的な役割にとどまるだろう」しかし、アルファタウリのほかの従業員たちは現在、イタリアからミルトン・キーンズにあるレッドブル・レーシングを含め、他のF1チームのほとんどが本拠地を置くイギリスへの移転を検討しているのかもしれない。「我々は現在、イギリスにもっと大きな施設を建設中だ」とトストは明かした。「だが、ファエンツァの施設を手放すことはない」「しかし、私たちはすべての従業員に、その人に最も適した場所で働く機会を与えたいと考えている。F1では、時間以外はほとんど何でも買うことができる」トストに関して言えば、現在の目標は、来年には新しいチーム名となるアルファタウリを新しい時代に移行させる準備をすることだ。「間違いなく、私の人生で最も素晴らしい時間だった」とトストは語った。「そして、私にとって今重要なのは、チームを適切に、そして何よりも成功を約束する形で引き継ぐことだ」「ドライバーたちに適切なマシンを提供し、彼らがポイント圏内を走れるようにするのは我々次第だ」