フランツ・トストは、親会社であるレッドブルがアルファタウリF1チームを売却する可能性があるという報道について、「何の根拠もない」「噂」だと否定した。2005年にトロ・ロッソ(旧ミナルディ)のチーム代表となったフランツ・トストは、2020年のF1シーズン開幕時にアルファタウリにブランド変更された後も、その役割を担っている。
レッドブルが、セバスチャン・ベッテルやカルロス・サインツ、マックス・フェルスタッペンらを輩出してきたジュニアチームの売却を検討していると報道された後、フランツ・トストとスクーデリア・アルファタウリは水曜日に声明を出し、これらの報道を「噂」だと一蹴した。フランツ・トストは、昨年のディートリッヒ・マテシッツ前CEOの死後、両F1チームを含むレッドブルのすべてのスポーツ活動を統括しているオリバー・ミンツラフに話をし、同社がファエンツァに拠点を置くチームに引き続きコミットしていると断言したと語った。フランツ・トストは声明の中で「オリバー・ミンツラフと非常に良いミーティングができ、彼は株主がスクーデリア・アルファタウリを売却しないこと、そしてレッドブルが今後もチームをサポートし続けることを確認した」と述べた。「これらの噂はすべて根拠がない。チームは昨年以上のパフォーマンスを発揮するためにシーズン開幕に向けて集中しなければならない」アルファタウリは昨年のランキングを9位で終え、2023年は角田裕毅とニック・デ・フリースがステアリングを握ってレースに臨む。
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