スクーデリア・アルファタウリのF1テクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンが、2022年F1イタリアグランプリの決勝を振り返った。スクーデリア・アルファタウリは、6番グリッドからスタートしたピエール・ガスリーが8位入賞を果たした一方で、ペナルティによって最後尾グリッドからスタートした角田裕毅は1周遅れの14位という結果に終わった。
「ポイントが得られたので良かったです。ピエールがソリッドなレースをしてくれました。裕毅については少しフラストレーションが溜まるレースになってしまいました。ペナルティの影響で、彼が週末を通じて見せてくれていた力強いパフォーマンスに相応しいグリッドとポイント獲得に向けたバトルを用意することができませんでした」とジョディ・エギントンはコメント。「ピエールのレースについては、マクラーレンとのファイトは良かったと思いますが、2対1でしたし、リカルドは抜くのが難しいドライバーですし、マクラーレンの戦略がランド(ノリス)に余裕を与えていたので、私たちがパスすることはできず、ピエールは8位でフィニッシュしました」「レース全体を振り返れば、ポイント圏内に戻れたことは評価できますが、コンストラクターズの順位を上げるためには2台揃ってポイント圏内に入る必要があります。ここがフォーカスすべき重要なエリアのひとつです」