スクーデリア・アルファタウリのテクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンが、2022年F1第10戦イギリスグランプリの決勝を振り返った。F1イギリスグランプリでスクーデリア・アルファタウリは、チームメイトが同士討ちを演じた。7位を争っていた際に角田裕毅がスピンが喫してピエール・ガスリーに衝突。ガスリーはリタイアとなり、角田裕毅は完走最下位となる14位でレースを終えた。
「ポイント圏内で終えられていたレースを捨ててしまうのは非常にフラストレーションが溜まる」とジョディ・エギントン(テクニカルディレクター)はコメント。「チームとドライバーはパッケージから最大限を引き出してマシンをポイント圏内に持っていくためにハードワークを続けていた。チームメイト同士の接触は良いことではないが、今回は2台揃って大きなダメージを負ってしまい、1台はリタイアに追い込まれてしまった。修復する方法はなかった」「チームで集まり、必要な議論をする予定だ。今日の裕毅のムーブはベストとは言えない。あれは避けるべきだった」「チームは全力でマシンの修復に取り組み、次のレースへ向けてできる限りの準備を進めていく」