スクーデリア・アルファタウリのテクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンが、2022年F1第6戦スペイングランプリの決勝を振り返った。週末を通して車を機能させることに苦しんだスクーデリア・アルファタウリの2台は、抜きにくいカタルーニャ・サーキットで苦しいレースを強いられたが角田裕毅が粘り強いレースを見せて10位入賞。ピエール・ガスリーは接触でダメージを負ったことも影響し、13位でレースを終えた。
「今日は厳しいレースだったが、ドライバーのふたりが懸命に戦い、なんとかポイントを獲得することができた」とジョディ・エギントンはコメント。「 ピエールは序盤でフロントウィングにダメージを負った結果、マシンコントロールが難しくなり、時間をロスしてしまった。 裕毅はクリーンなスタートを切り、序盤でマクラーレン勢やアロンソを相手に、ポイントをかけて争った」「気温が高かったため、多くのマシンが3ストップを選択し、トラックポジションが鍵になった。裕毅の最後のピットストップは、2ストッププランでトップを走っていたベッテルに先行されないようにタイミングを計り、うまくいった。 その後、シューマッハを抜き、レース中盤にパスしていったアロンソを追う形になった」「思い通りにマシンを機能させることができなかったので、このグランプリから究明すべきことがたくさんある。すでにいくつかのアイデアがありますので、今後のレースで巻き返せることを期待している」
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