スクーデリア・アルファタウリのF1チーム代表を務めるフランツ・トストは、2022年のF1プレシーズンテスト全体を総括した。2022年のF1世界選手権でピエール・ガスリーと角田裕毅を2年連続で起用するスクーデリア・アルファタウリ。F1バルセロナテストではガスリーがクラッシュして走行時間を失う日もあったが、バーレーンでは堅実に走行を重ね、チームとしてメルセデスF1に次ぐ2番手の走行距離となる370周を走り込んだ。
「テスト期間は終了し、1週間で最初のレースが行われる」とフランツ・トストは語った。「最初はバルセロナで、そして、今週はここバーレーンで、2つの非常に成功したテストを行った。3日間で371周(2,007.852km)を走破した」「最も重要な側面は、多くのデータを収集したことだ。レーストラック、CFD、および風洞の間の相関関係を見つける必要があるため、さらなる開発ステップに不可欠だ」「セットアップ側ではまだやるべきことがいくつかあるが、エンジニアはどちらの方向に進むべきかをかなりよく理解している」「我々は強力なパッケージを持っており、車は信頼でき、2人の非常に優れたドライバーがいて、チームは大きな前進を遂げたので、シーズンの成功を期待している」