アルファタウリ・ホンダF1のチーム代表を務めるフランツ・トストは、コンストラクターズ選手権の5位争いで敗北を喫したアルピーヌF1はある程度の運に恵まれいたと考えている。マシン的にはアルファタウリ・ホンダの方が競争力があることが多かった。ピエール・ガスリーは定期的に予選でQ3に進出し、トップ6でフィニッシュすることが多かった。
だが、アルファタウリ・ホンダF1のルーキーの角田裕毅がスランプに落ちってピエール・ガスリーが一人でポイントを稼ぐ状態だったのに対し、アルピーヌF1は、特にフェルナンド・アロンソがマシンに慣れて以降は2人のドライバーが決勝で安定してポイントを獲得した。さらにF1ハンガリーGPではエステバン・オコンが衝撃的な勝利を収め、同ポイント迎えたF1カタールGPではフェルナンド・アロンソが3位表彰台を獲得して一気にポイント差をつけられた。最終的にアルピーヌF1にわずか13ポイント届かずランキング6位で終えたアルファタウリ・ホンダF1だが、フランツ・トストは、アルピーヌF1は運に恵まれたと考えている。だが、今後はチームとしてもっと努力をする必要があるとも認める。「もちろん、5位の方がと勝っただろう。だが、チームは今シーズン中に大きく改善したと言わなければならない。いくつかの良いレースがあったが、ポイントを獲得できると考えていたレースで獲れなかったこともあった」「アルピーヌは2回本当に運が良かったと言わなけばならない。ブダペストでは勝利を収め、カタールも少し運が良かった」「それでも彼らは非常に良い仕事をした。彼らはポイントを獲得したので、我々たちの前にいる。つまり、我々は改善し、もっと良くなるために懸命に努力しなければならない。我々は将来の目標を持っている必要がある」