アルファタウリ・ホンダのチーフレースエンジナニアを務めるジョナサン・エドルズが、2021年F1ロシアGPの金曜フリー走行を振り返った。F1ロシアGPの初日のプラクティスでは、ピエール・ガスリーがトップから0.252秒差の3番手タイムを叩き出した一方で、チームメイトの角田裕毅はガスリーよりも2秒以上遅いタイムで18番手に沈んだ。
「全体的に両サイドのガレージで色々な事が起きた1日だった」とジョナサン・エドルズは語る。「ピエールは順調で、FP1でセットアップ作業をした後、このサーキットで必要な事、特に気温が低い中でのバランスについて理解を深めた。最初のセッションのマシンは完璧ではなかったので、午後のセッションに臨む前に適切なマシンになるよう多くのチューニングを施した」「裕毅はあまり自信を持って走ることができず、継続して同じタイムを出すことができていなかった。我々としては、彼がもっと快適に走り、マシンのポテンシャルを引き出せるようになるためには何をすべきか、今夜把握する必要がある」「明日の天気は荒れ模様の予報で、FP3ではウェットを使用することになるだろう。そのため、ドライコンディションになるであろう日曜日にデータを集めることができるよう、今日は追加のソフトタイヤを使用した」
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