スクーデリア・アルファタウリは、F1プレシーズンテストが開始する前にチームとしてバーレーン政府が提供する新型コロナウイルスのワクチンを接種したことを明らかにした。バーレーン政府は、今月のF1プレシーズンテストと開幕戦の両方に参加するF1チームメンバーおよび関係者に2回分のファイザー製の新型コロナウイルスのワクチン『BioNTech』を提供することを発表した。
F1組織はそのオファーを断ることを決定したが、レッドブルやフェラーリを含めた多くのワクチン接種を受けており、その中にはF1ドライバーのセルジオ・ペレスとカルロス・サインツも含まれている。スクーデリア・アルファタウリのF1チーム代表を務めるフランツ・トストは、F1プレシーズンテスト2日目にチームがバーレーン政府のオファーを受けることを選択し、今週初めにチームスタッフがワクチン接種を受けたことを明らかにした。ドライバーの角田裕毅もワクチンを接種したと理解されているが、1月に新型コロナウイルスに感染したピエール・ガスリーは、ワクチン接種に必要な帰還がまだ経過していない。「スクーデリア・アルファタウリのチームメンバー全員が火曜日に予防接種を受けた。2回目の予防接種のために最初のレースから1~2日長く滞在する予定だ」とフランツ・トストは語った。