スクーデリア・アルファタウリのF1チーム代表を務めるフランツ・トストが、ホンダとの最終年となる2021年のF1世界選手権にむけて意気込みを語った。2018年からホンダとパートナーを組むアルファタウリは、昨年9月のF1イタリアGPでピエール・ガスリー選手が優勝したことでも注目を集めるF1チーム。今期より、日本人ドライバー角田裕毅の加入も決定するなど、さらなる活躍が期待されている。
「今年はホンダと一緒に戦う4年目のシーズンになる。ホンダはこれまで、F1のPU開発に多くの情熱と資源を投入し、HRD-SakuraとHRD-UKにいるエンジニアたちも素晴らしい仕事をしてきてくれた」とフランツ・トストはコメント。「その努力により、ホンダのPUは高い競争力と信頼性を発揮するに至ったが、今シーズンはそのPUにさらに改良を加えてシーズンに臨むので、我々のマシンはより高いパフォーマンスを見せることができると考えている」「アルファタウリとホンダはここまで非常にいい関係でパートナーシップを組んできたので、今年いっぱいで彼らがF1を去ることは本当に残念だ。一方で、新設されるRed Bull Powertrainsの下で来年以降もホンダのテクノロジーが入ったPUの使用が継続できることを、楽しみにしているし、我々アルファタウリとレッドブル・レーシングにとっては最善の策を選択することができた」「今年はホンダとのラストイヤーになるので、一緒に可能な限りのいい結果を獲得すべく、ベストを尽くしたいと思う」