アルファタウリ・ホンダF1は、2021年F1マシン『AT02』のシェイクダウンを実施。2月19日(金)に公開されたローンチ仕様とは異なるノーズ形状とフロントサスペンションが注目を集めている。アルファタウリ・ホンダF1は、2月24日(水)にイモラ・サーキットでフィルミングデーを利用して『AT02』のシェイクダウンを実施。角田裕毅とピエール・ガスリーが参加した。
フィルミングデーは走行距離が100kmに制限されていることもあり、サーキットには無制限に走行できる2019年の『STR14』も持ち込まれ、走行が行われた。話題となっているのはAT02に搭載されたローンチ仕様とは異なる新型ノーズとフロントサスペンションだ。先端に突起がなく、全体が細くなっているノーズは、フロントウイングの取り付け位置も内側に移動している。アルファタウリ・ホンダF1は、2021年F1マシンの開発で許可されている2つのトークンをフロント周りに使ったことを明らかにしている。アルファタウリ・ホンダF1のテクニカルディレクターであるジョディ・エギントンは「2つのトークンを新しいノーズに使用することを選択し、アウトボード・フロントサスペンションも再設計した」とコメント。「その結果、技術規則で許可されているように、レッドブル・テクノロジーズが提供するステアリング・コンポーネントの一部を2020年仕様にアップデートすることを選択した」