アルファタウリ・ホンダF1のチーム代表を務めるフランツ・トストは、ライバルチームはレッドブルF1のエンジン計画で時間稼ぎをしていると不満を抱いている。時々和刷られてしまいがちだが、アルファタウリもレッドブル・レーシングと同じ状況に陥っている。2021年でホンダがF1から撤退することで、アルファタウリも2022年にホンダのF1エンジンを継続したい場合はエンジン凍結が合意に至るかどうかに依存している。
レッドブルは、ライバルチームとエンジンメーカーの合意を待っている。2月11日に開催されるF1コミッションの会議で合意が得らえると予想されているが、アルファタウリ・ホンダF1のチーム代表をフランツ・トストはそこまで確信はしていない。フランツ・トストは、そこで心理戦が行われていることを知っており。誰もがコストを削減したいと思っているが、メルセデス、フェラーリ、ルノーはアルファタウリほど急いではいない。「これは上位チームの常套手段だ」とフランツ・トストは Motorsport-Magazin にコメント。「計画に同意すると言うが、実際にはそれに反対していて、ただ遅らせようとしているだけだ」レッドブルは、2022年にどのエンジンを搭載することがはっきりしなければ、その年の新車の開発を完全に開発することはできないため、この時間稼ぎは理に叶っている。だが、1年落ちのホンダのF1エンジンに代わるものはあるか? それはレギュレーションで規定されている。パワーユニットがないチームは、カスタマーの数が最も少ないエンジンメーカー、今回の場合はルノーがエンジンを提供する必要があると書いてある。しかし、レッドブルの上層部と同様にフランツ・トストもルノーのF1エンジンを搭載することに熱心ではない。「ルノーはファクトリーチームだ。我々が成功できるエンジンを手に入れることは想像できない。レッドブルとオーナーのディートリッヒ・マテシッツは、エンジンに対して異なる要件を持っていると想定する必要がある。レッドブルはチャンピオンシップを争うことを望んでおり、それに適したエキップメントが必要だ」
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