アルファタウリ・ホンダF1のチーム代表を務めるフランツ・トストは、角田裕毅のF1デビューの可能性についてレッドブルは純粋に実力に基づいて決定を下すとと語った。アルファタウリ・ホンダF1は、今年後半のグランプリで角田裕毅をフリー走行1回目で走らせることを検討しており、F1エミリア・ロマーニャGP後の11月4日にそのための基本的なスーパーライセンスを資格を満たすイモラ・サーキットで2年落ちのSTR13でテストを300kmのテスト走行を実施する。
レッドブルのジュニアプログラムにも参加している角田裕毅は、今年のFIA-F2で現在ランキング3位と印象的なパフォーマンスを見せており、来季のF1参戦に必要なF1スーパーライセンスポイントを満たせる立場にある。ホンダは10月2日(金)に2021年シーズン限りでF1から撤退することを発表。ホンダの人材育成プログラム『ホンダ・フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト』のメンバーである角田裕毅の将来に疑問を投げかけた。しかし、フランツ・トストは、レッドブルは角田裕毅の将来について実力に基づいて決断を下すと主張する。「レッドブルの哲学は、政治的な理由でアルファタウリにドライバーを連れてくることではない」とフランス・トストは F1TV に語った。「ドライバーは彼の競技での成功によってアルファタウリに来る。ホンダが継続するかどうかは関係ない」。「角田裕毅はF2で素晴らしい仕事をしている。彼は2つのレースに勝った。1つはスパ、もう1つはシルバーストン、そしてオーストリアでは長い間リードしていたウェットコンディションで無線の問題で2位に終わった」「彼は天性のスピードを持っている。彼はスキルを持っている。残りがどうなるか見てみるつもりだ」角田裕毅は、今週火曜日と水曜日にファクトリーとアルファタウリ・ホンダF1のチームと過ごし、シートフィット合わせも完了。F1アブダビGP後の若手ドライバーテストに出場する計画が残っている。