アルファタウリ・ホンダF1のチーフレースエンジニアを務めるジョナサン・エドルズが、2020年のF1世界選手権 第6戦 F1スペインGP初日のフリー走行を振り返った。アルファタウリ・ホンダF1は、ピエール・ガスリーが総合10番手タイム、ダニール・クビアトが総合15番手タイムで初日のセッションを終えている。
「クルマが完全に新しかった2月に我々はここで2週間のテストを実施しており、戻ってくることができてうれしい」とジョナサン・エドルズは語る。「今年は例年よりも遅い時期にバルセロナにいるし、路面温度と天候が3月、そして、通常であれば5月にここで経験するものとはかなり異なるため、このトラックの多くの履歴データを鵜呑みにしないようにしなければならない」「今日は路面温度が50度あり、マシンに大きな影響を与えた。残念ながら、FP1でダニー(クビアト)のマシンに軽微な油圧の問題があり、修理して彼をコースに戻すことができたものの、それによって彼は走行時間を逃してしまい、劣勢に立たされてしまった」「非常に暑いトラックだったし、両方のドライバーが全体的なグリップとマシンのバランスをとるおんい苦労していたので、FP1とFP2の間にデータを分析し、午前中に見たものに基づいてマシンにいくつか小さな変更を加えた。パフォーマンス面でステップを果たせたし、競争力を改善できたと思う」「ピエールはオプションタイヤで良いラップを刻んだが、ここまでのところ、ダニーに関してはまだもう少し引き出せるポテンシャルがある。彼は今週末走行時間が少ないからね」「ショートランはまずまずで、期待に沿っているように見えるし、ロングランのペースにも満足できているので、残りの週末にむけてポジティブだ」「ミッドフィールドは再び非常にタイトルに見える。予選では0.1秒で4つほど順位に違ってくる可能性があるので、今夜はすべてのデータを調べて、日曜日のレースに向けてタイヤの割り当てをどのようにするかについて決定し、良い予選ができるようにすべてを仕上げていく必要がある」関連:F1スペインGP フリー走行2回目:ハミルトン首位でメルセデスが1-2。レッドブルF1のフェルスタッペンは0.8秒差の3番手
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