アルファタウリF1のテクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンは、ホンダのF1エンジンによって、AT01のリア周りをより狭くすることが可能になったと語る。トロロッソとして活動していた昨年、2度の表彰台を獲得してコンストラクターズ選手権6位という成績を収め、チームとして大きな進歩を果たした。特にF1ブラジルGPのピエール・ガスリーのメルセデスのルイス・ハミルトンを抑えての2位表彰台は、ホンダのF1エンジンの強さを示すレースとなった。
ホンダF1とのパートナーシップ3年目となる今年、新生アルファタウリ・ホンダとして挑むチームの新車AT01は、ホンダのパッケージの改善に大きな恩恵を受けているとジョディ・エギントンは語る。「ホンダのパッケージは絶えず改善されている。それによって、我々もマシンのリアの幅を狭くすることもできている。エンジンも我々の希望に合わせてますます調整されている。とにかくホンダは我々に非常に耳を傾けてくれる。すべての要望はすぐに改善へと移される」とジョディ・エギントンはコメント。他のエンジンメーカーは、異なるチームの要件を満たすことはできないが、ホンダの場合はそうではない。「エンジンはアルファタウリとレッドブルに送られる。両チームはそのエンジンからほぼ同じことを望んでいるので、ホンダにとっても簡単に機能している」 今年のF1プレシーズンテストではホンダのF1エンジンはさらに信頼性を高め、アルファタウリは1基のホンダのF1エンジンで769周(3579.695 km)を走り込んだ。「我々と同じように、ホンダはとにかくオーストラリアに向けて可能な限りテストするためのプログラムを完了させることを望んでいた。我々はそれによって多くの走行距離を重ねることができた」
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