アルファタウリは、2020年F1マシンでホンダの2020年型F1エンジン『RA620H』を初始動。そのサウンドをソーシャルメディア上で公開した。昨年までトロロッソとして活動していたレッドブルのジュニアチームは、2020年からレッドブルの衣料ブランドであるアルファタウリを宣伝するためにチーム名を『スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ(Scuderia Alpha Tauri Honda)』に変更する。
トロロッソは2018年からホンダのF1エンジンを搭載。親チームであるレッドブルへの供給のための実験台となって多くのペナルティを厭わずにアップデートを受け入れ、2019年にホンダのF1エンジンがメルセデスやフェラーリと戦えるレベルに向上させるために大きな役割を果たしてきた。ホンダとの3シーズン目となる今年、アルファタウリは昨年3勝を挙げたレッドブルのF1マシン『RB15』のパーツを多数流用することを明らかにしており、コンストラクターズ選手権5位を目標に掲げている。アルファタウリは2月9日(金)にホンダの2020年型F1パワーユニット『RA620H』を初始動。ソーシャルメディアでそのサウンドを公開した。 この投稿をInstagramで見る Scuderia Toro Rosso(@tororosso)がシェアした投稿 - 2020年 2月月9日午前5時37分PST ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治は、チームとの3年目となる2020年にアルファタウリさらに強力なF1マシンを手にすると考えている。「アルファタウリ)はさらに前進すると信じています」と田辺豊治はコメント。「特に夏休みの後、彼らのパフォーマンスは良くなったように見えました。彼らは強くなっています。今年、彼らは強力なマシンを手にすると思いますし、アルファタウリとレッドブルでもっと良い結果が出ることを期待しています」アルファタウリのF1チーム代表を務めるフランツ・トストは「我々は彼らから完全なリアを入手する。1年落ちではあるが、昨年レッドブルが使用したリアとフロントサスペンションを走らせる。我々にとって、自分たちで設計するよりも大きな利点だ。我々にはそれを行うためのリソースやエンジニアがいない」と語る。「他よりももっとプッシュできることを期待している! それは新車がどれくらい競争力があり、ホンダがどれくらい進歩を果たすかにかかっている。我々は良いパッケージを得られるはずだ」アルファタウリは、2月14日(金)の夕方に2020年F1マシンを発表。発表イベントは、オーストリア・ザルツブルグにあるレッドブのハンガー7で実施。同施設で新車発表会が行われるのは初めてとなる。
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