フェルナンド・アロンソは、2026年F1オーストリアGPを完走したドライバーの最下位となる18位で終え、アストンマーティンの苦境が依然として続いている現状を受け止めた。決勝では優勝したジョージ・ラッセルから3周遅れとなり、17位のアレクサンダー・アルボンにも53秒差をつけられた。アロンソは、この状況は想定内であり、新型マシン「AMR26B」が投入されるまでは厳しい戦いが続くとの見方を示した。
AMR26B投入はハンガリーGPが目標アロンソはレース後、落胆しているかと問われると、冷静に現状を受け止めていることを明かした。「まあ、予想外ではなかった。僕たちは自分たちがどの位置にいるのか分かっているし、シルバーストンでもスパでも同じ状況になると理解している」このコメントにより、新型マシンAMR26BがベルギーGPには間に合わず、投入は7月最後のレースとなるハンガリーGPが目標であることをあらためて示唆した。現状では戦闘力不足を補うため、チームはレース週末をオペレーション改善の機会として活用しているという。「できる限り多くのことを学ぼうとしている。パフォーマンスが足りないことは分かっているけれど、それでもオペレーション面では改善しなければならない部分がある。だから今は、そのための時間として使っている」無線でのコミュニケーション、ピットストップ、戦略判断など、マシン性能以外で改善できる部分を磨き続けている状況だ。苦しいレースでも前を向くアロンソ今の状況でも楽しめる部分はあるかと尋ねられたアロンソは、苦笑いを交えながら率直な心境を語った。「今は難しい。あまりにも後方を走っているし、毎周とても扱いづらいクルマと戦わなければならないからね」それでも悲観的な言葉では締めくくらなかった。「でも、さっきも言ったように何も新しいことではない。僕たちは週末を迎える前から課題が分かっている。その課題を受け入れて、少しでも改善しようと努力している」ストロールはリタイア アロンソには5秒加算アストンマーティンにとってオーストリアGPは厳しい一戦となった。ランス・ストロールは47周目にパワーユニットの電気系トラブルでリタイア。アロンソもピットレーンでの速度超過により5秒ペナルティを科されたが、最後尾を走る展開だったため順位への影響はなかった。レースではキャデラック勢2台、カルロス・サインツJr.、ストロールの計4台がリタイアしたものの、完走したアロンソは18位でチェッカーを受けた。アロンソ自身も認めるように、シルバーストン、そしてスパでも厳しい戦いが続く見込みだ。アストンマーティンはAMR26BのハンガリーGP投入を目標としており、夏休み前最後のレースが今季巻き返しへの重要な転機となる。