FIAはF1バルセロナ・カタルーニャGPのフリー走行2回目(FP2)後、フェルナンド・アロンソとキャデラックF1に関する複数のインシデントについて裁定を発表した。アロンソには警告処分が科され、キャデラックF1には合計600ユーロ(約9万6000円)の罰金が科された。今回の裁定は、アルピーヌによるモナコGPの再審請求が認められた直後の忙しい一日となったスチュワードの追加審議の一環として行われた。
アロンソはピットレーン出口横断で警告FP2の中盤、フェルナンド・アロンソがピットレーン出口のラインを横断した行為について審議対象となった。スチュワードはこの件について調査を行い、国際競技規則付則L第4章第6条c項違反と判断。アロンソには警告処分が科された。一方で、ドライバーズランキングや予選に影響するような重いペナルティは科されていない。キャデラックF1はピットレーン速度違反で罰金キャデラックF1の2台は、ともにピットレーン速度制限違反が認定された。まずバルテリ・ボッタスは制限速度80km/hを0.5km/h超過。これによりチームには100ユーロ(約1万6000円)の罰金が科された。さらにセルジオ・ペレスは4.4km/h超過していたことが判明。この違反に対して500ユーロ(約8万円)の罰金が科され、チームの合計罰金額は600ユーロとなった。アストンマーティンとホンダは苦戦認めるアロンソはFP2を21番手で終え、アストンマーティンの厳しい状況が続いている。ホンダF1の折原伸太郎トラックサイドゼネラルマネージャー兼チーフエンジニアは、初日の走行を振り返った。「まず何よりも、このような情熱的なスペインのファンの前でレースができることはいつも喜びです。今年のバルセロナ・カタルーニャGPも例外ではありません」「今日のフリー走行は大きな問題なく進み、パワーユニットのセッティング調整を進めることができました」「残念ながら現時点でのペースは期待しているレベルには達していません。明日の予選に向けて収集したデータを活用し、セットアップを最適化していきます。現在のPUパッケージから可能な限りのパフォーマンスを引き出すことが目標です」アロンソ「おそらく最後のバルセロナ」2027年以降、バルセロナ・カタルーニャ・サーキットはF1カレンダーから外れる予定となっており、アロンソは今回が自身最後の母国バルセロナ戦になる可能性を認めた。「特別な週末になる。おそらくF1での最後のバルセロナになるだろう。だから皆に感謝したい」「この週末を楽しみたい。競争力はないだろうし、予選では長く走れないと思う。決勝ではそうならないことを願っているが、みんなが望むようなペースではない」「今回で23回目の母国GPになる。これまでのすべてが魔法のようなレースだった。そして最後になるかもしれない今回も、やはり特別なものになってほしい」アロンソはFP1を19番手、FP2を21番手で終えた。なお、アストンマーティンの金曜公式リリースではアロンソ本人のコメントは発表されておらず、現時点でF1公式チャンネルでもセッション後のインタビュー映像は公開されていない。【関連】・フェルナンド・アロンソ F1引退を今夏決断「バルセロナは最後かもしれない」