フェルナンド・アロンソは2025年F1ベルギーGP決勝をピットレーンスタートから走行し、厳しいコンディションの中でレースを完走した。レース序盤はウェットだったものの、その後は降雨がなくフルドライへと変化。アップグレードを投入していたアストンマーティンにとっては、決して理想的な状況ではなかった。
新パッケージの性能を最大限に引き出すにはまだ時間が必要だとしつつも、「チャンスのあるレースでしっかり得点する」姿勢に変わりはないと強調。残るシーズンを通じて、最適なタイミングを見極めながら戦っていくと意欲を見せた。Q:今日は興味深い展開でした。まるでレースディレクションが“ドライになるのを待っていた”ようにも感じられましたが、あなたの視点から見て、判断は正しかったと思いますか?フェルナンド・アロンソ: うん、正しかったと思う。序盤は十分に安全とは言えなかったから、待機は必要だった。そのあとレース中にはもう雨が降らなかったから、完全にドライになった。でもそれは、僕たちのセットアップや選択にはあまり合わないコンディションだった。僕はピットレーンスタートだったし、正直あまり速さを感じられなかったね。ピットレーンスタートから追い上げを試みるも、フルドライに苦戦したフェルナンド・アロンソQ:今週末はアップグレードも導入されましたね。シーズン後半は、この新パッケージでどこまで対応していけそうですか?フェルナンド・アロンソ: うん、できる限りのことはしていくつもりだよ。レースによって僕らのパッケージに合う時もあれば、そうでない時もある。だから、チャンスのあるときにしっかりポイントを取ることが重要だと思ってる。まだ改良の余地はあるし、うまく合わせ込んでいきたいね。