フェルナンド・アロンソは、ホンダF1が2021年にマックス・フェルスタッペンとレッドブル・レーシングとともにF1ワールドチャンピオンという栄光を味わった後にF1を撤退するのは“悲しい”ことだと認める。マックス・フェルスタッペンは、F1アブダビGPの劇的なファイナルラップでルイス・ハミルトンを倒してドライバーズタイトルを獲得し、ホンダF1に1991年のアイルトン・セナ以来となるF1での成功をもたらした。
フェルナンド・アロンソは、2015年から2017年までマクラーレン・ホンダで3年間を過ごしたが、ホンダF1とのパートナーシップは失敗に終わった。2015年のF1日本GPでホンダのF1パワーユニットの劣悪なパフォーマンスを『GP2エンジン』と称した無線はそれを雄弁に物語っている。フェルナンド・アロンソは、F1タイトルを獲得したホンダF1は当時とは異なる組織だと考えており、新しい哲学と“適切な人材”を採用したことがそれを実現した理由だと説明した。「彼らがマクラーレンを去ったとき、彼らはF1チャンピオンシップを夢見る段階ではなかったのは明らかだと思う。でも、彼らは非常に良い仕事をし、適切な人勢を任命し、経営陣を変え、新しい哲学を導入した。彼らはその仕事をやり遂げた。彼らのことをとてもうれしく思う」 「僕は、ホンダのモータースポーツの責任者である山本(雅史/ホンダF1 マネージングディレクター)さんと非常に良い関係を築いているし、最後の3~4つのグランプリのすべてで山本さんと話していた。彼は僕がMotoGPなどをテストすることを許可してくれた男であり、僕たちはまだ良好な関係にある。彼は僕が日曜日のパルクフェルメでマックスの後に祝福した最初の男だった」「彼らのためにうれしく思っている。今、彼らが去ることは悲しいけど、彼らが戻ってくることを願っている」