フェルナンド・アロンソは、ヘレスでの2日間の任務を終え、F10への印象を語った。「今日は、異なるコンディションにおけるマシンの挙動を把握することに力を入れた」とアロンソはコメント。「予選では燃料はほとんど入れずに走り、決勝では燃料を満タンにしてスタートするので、そのどちらの状況にも適応するセットアップを見つけることが非常に重要だ。この2日間のテストにはとても満足している。長距離を走行してもマシンの信頼性に関する問題が何も起きなかったので、とても嬉しく思っている」
「この5日間でたくさんのコンポーネントに負荷を与えたけど、まったく問題はなかった。しかも、F10はどのようなコンディションでもドライブしやすい。タイヤに関しては、今回のテストで得たデータの扱いには気をつけなければならない。第1戦が開催されるバーレンの気温はここの気温とはずいぶん異なるからね。現在までにやるべき仕事は終えることができた。来週からはバルセロナでパフォーマンスの面の改良に取り組むつもりだ」またアロンソは、ブラジルのウェブサイトのインタビューでのマッサの発言をスペインのプレスが不正確に掲載した記事について聞かれ、次のように答えた。「何のことだかさっぱりわからないよ」「チームがそんなことを気にすると思うかい?チーム全員が僕のことを温かく迎えてくれるし、フェラーリに来てすぐに気軽に感じることができた。まるで故郷にいるようだよ」