フェルナンド・アロンソは、ルイス・ハミルトンがメルセデスF1から2022年のチームメイトを選ぶ権利を与えられているとは考えていない。最近、メルセデスF1のチーム代表を務めるトト・ヴォルフは、2022年からルイス・ハミルトンのチームメイトを務めるドライバー候補は、現職のバルテリ・ボッタス、または現在ウィリアムズF1でレースをしている育成ドライバーのジョージ・ラッセルに絞り込まれることになると明かしている。
前戦F1オーストリアGPの週末、メルセデスF1とルイス・ハミルトンは、2023年までの新たな2年契約を締結したことを発表している。ルイス・ハミルトン自身は、ジョージ・ラッセルではなく、バルテリ・ボッタスの継続を望んでいることをほのめかしている。だが、フェルナンド・アロンソは、F1でチームメイトを選択できる権利を与えられるのは非常に稀なことであり、2022年のメルセデスF1のチームメイトについての拒否権がルイス・ハミルトンに与えられている可能性は低いと語る。「他のみんなと同じように、ドライバーにはパートナーを選ぶ選択肢はないと思う」とフェルナンド・アロンソは AS に語った。「それを受け入れるだけだ。その意味で問題はないけど、メルセデスの状況はわらない。興味もないけどね」パドックの多くの専門家は、今週末のシルバーストンでのF1イギリスGPが、メルセデスF1が2022年のジョージ・ラッセルのチームへの移籍を発表する絶好の機会だと考えている。いずれにしろ、以前からウィリアムズF1でのジョージ・ラッセルのパフォーマンスに注目し、最近のF1オーストリアGPでその才能を間近で観察したフェルナンド・アロンソは、ラッセルはメルセデスF1にとってふさわしい補強になると考えている。「僕たちが競争力のあるパッケージではないことを分かっている」とフェルナンド・アロンソは語った。「今年は良くなっているけど、最後の2戦ではそうではなかった」「そして彼は毎週末何か特別なことをやっていたと思うし、家で見ている人にとっては良かったと思う。いつも感銘を受けるパフォーマンスだ」